リメンバーミーの犬ダンテはなぜ死者の国にいけた?モデルの犬種やアレブリヘなった謎についても

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メキシコが舞台の映画「リメンバー・ミー」

死者の国を舞台に、そこへ迷い込んだミュージシャンを夢見る少年ミゲルと、死者の国に暮らす骸骨のヘクターの2人を主人公に据え、2人が死者の国で繰り広げる冒険を感動的に描いています。

その中で、重要な役割を果たすミゲルの愛犬・ダンテ。彼もミゲルとともに死者の国にいっていました。

今回は、死者しか行けない「死者の国」になぜダンテは行けたのか、またダンテの犬種などについてもご紹介します!

リメンバーミーの犬ダンテはなぜ死者の国にいけた?

リメンバーミーの犬・ダンテとは?

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ミゲルといつも一緒にいる、元気なノラ犬

ミゲルのことが大好きで、ミゲルが奏でるギターの大ファンでよく彼に懐いていますが、当のミゲルはリヴェラ家に野良犬の世話を禁じられています。

ミゲルと共に死者の国に迷い込み、共に行動し、映画の中盤でアレブリヘとなり、ミゲルが生者の国に戻った後も死者の国で暮らしていますが、死者の日にはリヴェラ一族と共に生者の国へ出向いてきます。

「ダンテ」というのはミゲルがつけた名前であり、デラクルスが映画で共演した馬のダンテにちなんでいます。

なぜダンテは死者の国に行けた?

 

死者の国に行けるのは亡くなった人のみです。

ミゲルはデラクルスのお墓からギターを盗み、その呪いから擬似死体となって死者の国に行くことができていますが、ダンテはなぜ死者の国に行くことができたのでしょうか。

ダンテが死者の国に行くことができたのは、ダンテもデラクルスのお墓にあるお供え物を食べてしまったためで、その呪いで擬似死体となり、ミゲルと一緒死者の国に行くことができたのです。

リメンバーミーの犬ダンテのモデルや犬種は?

リメンバーミーの犬ダンテのモデルは”ショロ犬”

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ダンテの犬種はメキシカン・ヘアレス・ドッグと呼ばれる実在する犬種です。

メキシコでの正式名称は「ショロイッツクゥイントリ」と通称ショロ犬と呼ばれています。

メキシカン・ヘアレス・ドッグは名前の通り本当に毛のない犬種ですが、アメリカ大陸の中で最も古くから人間の関わっていた犬だと言われています。

また、ショロ犬はアステカの神話にも登場しているため、かなり古くから存在する犬種だと言われており、3500年以上も昔から存在していたと言われています。

ショロ犬がモデルになった理由とアレブリヘなった謎について

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今回、ダンテのモデルとなった犬種はメキシカン・ヘアレス・ドッグ(ショロ犬)はなぜ選べれたのでしょうか?

その理由は大きく二つあります。

一つは、「リメンバー・ミー」の舞台がメキシコだったから。

今回、メキシコの文化である「死者の日」をベースにストーリーが構成されているため、そのメキシコ原産の犬種ということで、ショロ犬が選ばれたのでしょう。

もう一つは、ショロ犬が神秘的な役割を持った犬であったから。

3000年以上も前からいるとされているメキシカン・ヘアレス・ドッグは、番犬としての役割があり、不審者から家を守る目的以外にも家族を悪霊から守るために飼育されていたと言われています。

そして、神が遣わせた神の犬と扱われており死者の魂を導く存在として、飼い主が亡くなると死者の国で飼い主を守るために殉死し一緒に埋葬する風習がありました。

ダンテが”死者の国が迷わないように付き添う魂の案内人”であるアレブリへになれたのも、こういった実際の背景をもとに表現されているようです。

まとめ

  • ダンテが死者の国に行けたのは、デラクルスのお墓にあるお供え物を食べてしまったから
  • ダンテの犬種はメキシカン・ヘアレス・ドッグ(ショロ犬)
  • ショロ犬が選ばれたのは、メキシコ原産犬であることと神秘的な役割のある犬だったから

リメンバー・ミーでは、ダンテ以外にも舞台となっているメキシコにまつわる伝統や文化を盛り込んでいます。

今回紹介したダンテ以外にも様々な動物が登場しているので、是非探してみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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