【美女と野獣】ベルは性格悪いわがまま女で嫌い?悲惨な過去やその後についても

アニメ

フランスの民話『美女と野獣』を原作に1991年にディズニーの長編アニメとして制作された『美女と野獣』

実写化されるなど、今なお根強い人気を誇るディズニーの人気作品の一つ。

その作品の中のヒロイン「ベル」。彼女は容姿も心も美しいと人気のキャラクターです。

しかし、一部の人からは、その言動から「性格悪い」「嫌い」と言った声も上がっているようです。。。

そこで今回はヒロイン・ベルが「性格悪い」「嫌い」と言われている理由について読み解いていきたいと思います!

また、ベルについての意外な過去やベルのその後についても詳しく解説していきます!




【美女と野獣】ベルは性格悪いわがまま女?

物語序盤の上から目線感

物語の冒頭部分で、ベルや街の人たちが「朝の風景」という歌を歌っています。

その内容はベル自身や村についての紹介なのですが・・・その内容が「上から目線なのではないか?」と言われる原因となっているのです。

日本語での歌詞は次のようになっています。

ここはしずかな町
いつも同じ朝
みんな目を覚まして呼びかける

ボン・ジュール ボン・ジュール
ボン・ジュール ボン・ジュール

いつもと同じパン屋さんが
パンを売りにくる
毎朝同じ顔ぶれだから
みんなおなじみ
おはようベル   ・・・(続く)

歌詞を見てみると「毎日同じ顔ぶれだし昨日と同じ朝だし、退屈だわこの街は」というような意味に感じられなくもありませんね。

また、その続きでも、イケメンのガストンや街の様子に目もくれず、「自分は他の人とは違いますよ」と言わんばかりに自分の空想にふけるベル。

そういった姿が嫌われてしまうポイントになってしまっているようです。

自ら人質を申し出たのに不満を言う

ベルと野獣の出会いのキッカケは父親が野獣の城に囚われたこと。

彼女は父の身代わりとなることを申し出て、人質となります。

一見、父親思いで芯のある女性ですが、問題はこの後の行動。

父の代わりに人質となったベルですが、自分のおかれた状況を嘆き悲しみます。

もちろん、城主の恐ろしい風貌に恐怖を感じるのは当たり前ですが、ではなぜ人質になったの?と言いたくなってしまう人もいたのではないでしょうか。

自分が悪くても謝らない・譲らない気の強さ

ベルは野獣から「入ってはいけない」と言われていた部屋に入って、怒られて城を飛び出してオオカミに襲われそうになります。

そこに野獣が登場して、助けてもらいますが、野獣が怪我をしてしまいます。

普通であれば、助けてもらったことに感謝、そして怪我をさせてしまったことへ謝罪すべきところですがベルは違います。

野獣の手当てをするベルは、怪我をしたことを野獣のせいにしようとするのです。

野獣は「お前が逃げ出すから悪い。」「お前が部屋に入ったのが悪い。」と約束を守らなかったベルの行動を指摘していました。

それに対し、ベルは「あなたが怒鳴らなければ逃げ出さなかった。」「怒りっぽいのが悪い。」と八つ当たりのような理由で怪我の理由を野獣のせいにしていました。

もちろん、声を荒げた野獣にも非はあるかもしれません。

しかし、入ってはいけないと言われている部屋に入り、自分で怪我をして、それを人のせいにする。

これは、気が強いの通り越して、性格が悪いと言われても仕方がないのかもしれません。

幽閉中にも関わらず父親に会いたがるわがまま

野獣と心を通わせるベルですが、父であるモーリスのことがやはり気がかり。

ベルを心配した野獣はモーリスの様子を魔法の鏡で映し出すのですが、モーリスは病で床に伏していました。

病に苦しむ父の姿を見たベルは、父に会いに行くため、お城から出ることを野獣に懇願します。

もちろん、この時点で、野獣と舞踏会を開き心を通じ合わせることができているため、納得できないこともないです。

しかし、少し前までは、ある種、囚人と看守と言う関係性であったのに、それを覆すような行為に、わがままと感じる人もいるようです。

二度も野獣を危険に晒す身勝手さ

ベルは一度鳴らず、二度も、野獣に助けてもらっています。

一度目は前述にあるように逃げ出してオオカミに襲われたところ。

そして、二度目はベルが「やっぱり父の傍にいたい。」と言い、野獣に開放された時。

父がガストンの策により精神科に送られてしまいそうになった時、父の話を証明するために野獣からもらった鏡に野獣を映し出します。

これがきっかけとなり、ガストンは村人を焚きつけて、野獣退治に。

ベルが鏡を見せたことで被害を受ける城の住人。そして脇腹まで刺されて倒れる野獣。

結果的に死なずに済みましたが、父親を救うためとは言え、城ごと危険にさらしたベルの罪は重いですね。

ベルが性格悪いのは悲惨な過去やその後が関連する?

幼少期に母を失うベルの悲惨な過去

ベルは父と2人暮らし。

この点から、「母親はどうしたのだろうか?」と疑問に思う人は多いはず。。。

実は、ベルは、「幼少期に母親を失いツラくて悲惨な経験をした」と噂されています。

ディズニー公式の設定では、母親は小さいころに死んだとされていますが、その理由は明らかになっていません。

母親を失った現実を信じられず、空想に逃げるようになったとも考えられているんですね。

そう考えると、少し悲しいヒロインにも見えてきますね。

ベルのその後は離婚?悲しすぎる未来とは

美女と野獣の物語では、呪いが溶けて人間の姿に戻った野獣とベルが、いつまでも幸せに暮らすというハッピーエンドで終わっています。

しかし、その後の2人に関する悲しすぎる予想がネットを中心に広まっています。

それは、「王子の性格が歪んでいき、ベルに暴力を振るうようになり離婚する」と言う予想。

あまりにも悲しい予想ですが、あり得ない内容ではありません。

というのも、王子という高い身分を得ているため、性格が大きく歪む可能性は十分にあるからです。

ディズニーで登場する王子たちは、みな、優しく、紳士的な対応をする王子だと信じています。

しかし、お金や権力そういったものを手に入れたことによって人が変わってしまうこともあります。

正式な発表ではないので、こんな未来にならない事を、願うばかりですね。

実は素敵?なベルの性格や特徴

ここからは、ベルの基本的な性格や特徴、素敵なところをご紹介します。

ベルを好意的に見ている人のポイントを知り、見方を変えてみるのもいいのではないでしょうか?

現実より空想、妄想少女

現実の普段の日常はどこかつまらないと感じていて、本の中の夢の世界に憧れを抱いています。

とくに「遠くの国での決闘や魔法が登場する本」が大好きです。

本と共に空想も大好きなベルは本に描かれた世界に常に憧れを描いています。

人目を気にせず本を読み、その世界観にどっぷり浸って空想や妄想に明け暮れてしまうベルは、一般的には「風変わり」だと言われる存在かもしれません。

ただ、自分の好きなことに夢中になれること、これは素敵なことなのではないでしょうか。(浮いてしまうのを気にしなければ。。。)

父親想いで優しい娘

病弱な父をいつも心配し、発明家である父を「天才」と言い応援しています。

あまりに応援しすぎて、ベルの父親が少し頼りなく見えてきたりもするのですが、それでも健気に父を応援する姿は好感が持てるのではないでしょうか?

もしかしたら、母親をなくし、男手一つで育ててきてくれた父親に感謝しているのかもしれませんね。

そう考えると非常に優しい娘ですし、父親にとっては理想の娘といった感じに写るのではないでしょうか?

周囲に流されず自分の意志を強く持っている

街の女子達は狩りが上手でハンサムなガストンに夢中で、そんなイケメンのガストンに気に入られようと、オシャレにも余念がありません。

また、街の人々は美しいベルが、誰と結婚するのか」気になっています。

そんな周りの人の動きや、期待などに囚われることなく、ベルは自分が好きなこと、夢中になっていることにまっしぐら。

そして、周りが望んている理想ではなく、自分が望んでいる理想に忠実。

もしかしたら、マイペース、自己中と取られてしまうかもしれません。

しかし、ベルは周囲の意見や考えに流されず、自分の意志を持ち、それを貫ける、優しくも心の強い女性なのではないでしょうか。

見た目で判断せず人の本質を見る

見た目はイケメンなガストンですが、内面は自己中心的。

しかし、街の女性たちは美しさばかりに目がいき、内面に目を向けず、見かけに囚われています。

それに比べ、ベルはガストンの自己中心的行動や傲慢な態度に嫌気がさしています。

はじめ、野獣を見た時はその見た目に驚いてはいましたが、すぐに毅然とした態度で対応します。

そして、野獣の優しさに気付くと自然に恋に落ちていくのです。

このことからも、ベルは人を見た目で判断せず、その人の本質に目を向けられる素晴らしい女性であると言えますね。

好奇心が旺盛で行動的

野獣にあれほど「西のはずれの部屋に入るな」と言われていたのにも関わらず、その晩に興味本位で入ってしまいます。

普通であれば、知らない場所や知らないものに対しては、恐怖心を抱いてあまり触れたり、行動を抑えたりするものです。

しかし、ベルは圧倒的な好奇心の持ち主。気になったものは構わず突入してしまう性分のようですね。

野獣に部屋に入ったことがバレて、凄まれたものの、「悪気はなかったわ」と一蹴。

これだけ好奇心が旺盛だと周りが困ることもありますが、好奇心からくる行動力は普通の人を凌ぐレベルと言えそうです。

母親のような面倒見と強さがある

はじめのうちは、その見た目などから野獣に遠慮がちだったベル。

しかし、あれよあれよと野獣に対し強気になっていきます。

怪我の手当てをするシーンでは、まるで母親が息子の面倒を見るよう。

口喧嘩でも負けませんし、気が強い肝っ玉母ちゃんと言ったイメージでしょうか。

こんなにも強く育ったのも、ベルが育ってきた環境にあるのかもしれません。

ベルは母親をなくしており、これまで父と二人暮らし。

ベルは娘でありながらも、母としての役割をこなさなければならない部分もあったのかもしれません。

そう言った環境だからこそ、ベルの母のような面倒見の良さと屈強な精神的強さが育ったのではないでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はヒロイン・ベルが「性格悪い」「嫌い」と言われている理由について解説しました!

普通の人とは少し違う感覚を持ったベルに違和感を持つ人がいたのかもしれません。

個人的にはマイペースながらも自分の意思を強く持った素敵な女性だなと感じました。

あなたはベルに対してどのような感情を持ったでしょうか?

ぜひコメントをいただけると嬉しいです^^

最後まで読んでいただき、ありがとうござました!

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