ディズニー作品でも根強い人気を誇る「塔の上のラプンツェル」。
グリム童話の「ラプンツェル」を原作としており、主人公のラプンツェルは、破天荒なお転婆な女の子で大人気です。
作中で、部屋に連れ戻されたラプンツェルが部屋の絵を見て記憶を取り戻すシーンがあります。
しかし、なぜ昔の記憶が蘇ったのかは詳しく説明されてません。
そこで、今回はなぜラプンツェルが記憶を取り戻しゴーテルの悪事に気付けたのか、またそのきっかけとなった太陽のマークについて詳しく解説していきます。
【ラプンツェル】ゴーテルの悪事になぜ気づいた?
幼少期の記憶を思い出したから?
明日は部屋の掃除しようかな〜⭐️
ラプンツェルの幼少期が
めちゃくちゃ可愛い♡ pic.twitter.com/a0DU3ggBSH— erina (@onoffg) October 31, 2014
結論からお伝えすると、ラプンツェルがゴーテルの悪事に気づいたのは、塔の外で見た太陽のマークがきっかけで記憶が呼び戻されたから。
ユージーンと共に外の世界に出たラプンツェルは、幼少期に自分が生まれ育った国・お城を訪れています。
その際、彼女が見かけていたのが、「太陽のマーク」
この太陽のマークは国のシンボルでもあり、もちろん国やお城のいたるところに描かれていました。
言いつけを守らず、塔の外に出たラプンツェルはゴーテルによって塔の中に連れ戻らされます。
そこで、ぼんやりと外の世界のことを思いながら、ふと部屋の中の絵を見てみるとあることに気づくのです。
それは、自分の部屋の中の絵にも同じように太陽のマークを形どった絵がいくつもあること。
ラプンツェルはどうして初めて行ったはずの外の世界で見た「太陽のマーク」を自分は描いたのかを疑問に感じます。
ここで、ラプンツェルの中の記憶の中で次のようなの記憶が交錯します。
・外の世界で訪れたコロナ王国の「消えたプリンセス」の話
・自分の部屋にある「太陽のマーク」
・コロナ王国の紋章である「太陽のマーク」
これら記憶の中のパズルが組み合わさり、ラプンツェルの記憶の奥底に眠っていた記憶が呼び起こされるのです。
これによってラプンツェルは自分がコロナ王国の消えたプリンセスであることに気づき、自分の母がゴーテルではないことにも気づくのです。
ちなみに、ユージーンが盗んだティアラをラプンツェルが被ったときに感じた、”なつかしさ”。
これは紛れもない自分自身の過去の記憶・思い出であり、自分がプリンセスであった証拠でもあり、ドラマなどで記憶喪失した人が、ある物や現象をきっかけに断片的な記憶が蘇る、そんな感じの現象かなと思います。
(ただ、個人的には幼少期の記憶をそこまで覚えているの?と少し疑問に思ってしまいました。。。)
なぜラプンツェルは部屋に太陽のマークを描いていた?
ラプンツェルの塔の下にはWCがあり
壁や天井にラプンツェルが描いた絵が沢山(*´ω`*) pic.twitter.com/zBoL2Ugldv— ゆぅ@D垢 (@dmania_9) March 30, 2015
部屋に描かれている見覚えのある「太陽のマーク」は、コロナ王国を訪れた際に、見かけた国の象徴です。
しかし、外に出たことがないラプンツェルがなぜ、あの太陽のマークを描くことができたのでしょうか?
その理由として、ストーリーから考えると、幼少期に記憶した太陽のマークを無意識に描いていて、それが偶然にも外を訪れた際に、コロナ王国の紋章と一致してたと考えるのが自然ではないでしょうか。
ただ、個人的にもう一つ考えられるのが、太陽の滴の影響を受けていたのでは?とも考えています。
ラプンツェルは太陽の滴によりできた花の力が宿っている少女です。そのため、少なからず太陽の滴の因子が含まれていてもおかしくはありません。
そのため、太陽の要素がラプンツェルに太陽のマークを自然と描かせていたのかもしれません。(可能性は少ない気もしますが。。。笑)
太陽のマークの意味や関係性とは?
授業中からずっと思ってたこと言うね。
収縮胞がね、ラプンツェルのこの太陽のマークに似てる。
そう思うのは私だけ? pic.twitter.com/Tm3njy52hr— のかたうこ (@kaaanoooTP) May 10, 2017
ラプンツェルの記憶を呼び戻すきっかけとなった太陽のマーク。
この太陽のマークにはどんな意味があるのでしょうか。
このマークの意味としては、様々な解釈があるかと思います。
ただ、個人的には「太陽」のそばにある国ということから太陽のマークをコロナ王国に使用していたのではないかと思います。
太陽のマークは先に述べたように、コロナ王国で登場し、象徴として用いられています。
このコロナ王国の”コロナ”、実は小学生の理科の授業でも出ている単語で簡単に言うと、太陽にあるガスを意味しています。
ちなみにWikipediaによると、次のように記載されています。
コロナは、太陽の外層大気の最も外側にある、100万度を超える希薄なガスの層である
引用:Wikipedia
つまり大ざっばに言うと太陽の周りにあるガスということですね。
また、コロナ王国がある土地は、太陽の滴から花の近くに数世紀かけてできた王国として作中冒頭で説明されていました。
太陽の滴の花≒太陽と認識して見てみると、その近くにある国は、太陽の周りにあるコロナと位置関係が似ているように感じないでしょうか。
こう言ったことから、太陽の花のそばにある国をコロナ王国、またその国の象徴となるマークを太陽のマークにしたのではないかと考えています。
また、作中では、ラプンツェルが生まれた後に、初めて太陽のマークが出てきています。
王様と妃様にとってラプンツェルはまさに「太陽」のように明るい子だと感じたため、その子を表すような太陽のマークにしたのかもしれません。
事実、ラプンツェルは城下町で周囲の住人を巻き込んでみんなで踊りを楽しんだように、「全ての人を元気にして明るく照らす能力」があるように感じます。
そのため、この考え方でもあながち、間違いではないかもしれませんね。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はなぜラプンツェルが記憶を取り戻しゴーテルの悪事に気付けたのか、またそのきっかけとなった太陽のマークについて解説しました。
「太陽のマーク」はコロナ王国のシンボルで「塔の上のラプンツェル」は太陽のしずくからできた太陽の花やコロナなど「太陽」と強い関係性があるようですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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