1993年に日本で公開されたコメディ映画「天使にラブソングを」
デロリスが匿われた修道院の院長をどこかで見たことがあるのではないでしょうか?
SNS上でも「マクゴナガル先生?」と疑問に思う人も多く、実際のところどうなのか気になる人もいるはず。
そこで、今回は修道院の院長はマクゴナガル先生と同一人物なのか、また「天使にラブソングを」に登場した出演者のその後についても合わせて解説していきます!
【天使にラブソングを】院長はマクゴナガル先生?
修道院長役はマクゴナガル先生を演じたマギー・スミス
デロリスが匿われていた修道院である聖キャサリン修道院。その修道院の院長は堅苦しくルールに厳しい修道院長でしたね。
実は聖キャサリン修道院の修道院長役はハリーポッターシリーズにマクゴナガル先生役で出演していたマギー・スミスです。
死の秘宝PART2..
最後の、ネビルとのやりとりで、敵と戦うため「ドカンと爆破してちょーだい、ドカンと!」というところ、、それが、マクゴナガル先生だからなおいいんです、、マギー・スミスさま。この微笑み、世界を救いますね、、
天使にラブソングを、、是非そこも注目してほしいです泣 pic.twitter.com/3OTGUXfswP— おしお。 (@kpop_BBC__) April 17, 2020
「天使にラブソングを」のときは、58歳で「ハリーポッター賢者の石」のときは64歳。
マクゴナガル先生だとすぐに分かった人も多かったかもしれませんね!
ちなみにマギー・スミスは、デロリスを演じたウーピーやラザラスを演じたメアリー、エミール監督などから
「プロ意識の塊」「素晴らしい女優」「笑いのセンスも良い」
とインタビューの中で称賛されていました。
確かに、性格の真逆なデロリスと院長のやりとりは見ていてとても面白かったですね!
マギースミスのプロフォールや代表作について
“デイム”の称号を持つオスカー女優、マギー・スミスさんは、マクゴナガル先生役を喜んで演じたそうです。「ステキな洋服を着た魔法使いになれる確率なんて人生でどのくらいある!?」と話していたそう!チャーミングですぅー!#ハリポタ #kinro pic.twitter.com/C60KfmZQZS
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) November 25, 2016
名前 :デイム・マーガレット・ナタリー・スミス(Dame Margaret Natalie Smith)
生年月日:1934年12月28日
出身地 :イングランド・エセックス州
職業 :女優
マギーは、オックスフォード大学で演劇を学び、1950年にオックスフォードの劇場で女優のキャリアをスタート。
「Child in the House(原題)」(1956年)の端役で映画デビューしました。
「ミス・ブロディの青春」(1969年)ではアカデミー賞主演女優賞を、「カリフォルニア・スイート」(1978年)にはアカデミー賞助演女優賞を受賞し、2度のオスカーに輝いています。
また、マギー・スミスは60本以上の映画やテレビ作品に出演してきた世界的に著名な女優であり、1990年にイギリス王室より、大英帝国勲章第2位を叙勲しています。
また、2007年に乳がんであることが判明、手術し闘病生活を送り、一時は手すりにつかまっていないと立っている事もままならない状態だったようです。
また、闘病中に「ハリー・ポッターと謎のプリンス」の撮影にも参加。
当時のことを振り返ったマギーは、治療で頭髪が無くゆで卵の様な頭だったから、かつらは難なく付けられた、とユーモアも交えながら述べています。
マギーはすでに乳がんを克服し、完治させ、女優業に励んでいます。
最近は、美術館や買い物にいても、写真を撮られたりとプライバシーが守られないとして、仕事を少しセーブしているようです。
本当に輝かしい女優人生を歩んでいるようですね!
また、出演作は全て紹介すると膨大な数になるため、映画の代表的な作品をご紹介します。
- 「ミス・ブロディの青春」
- 「ナイル殺人事件」
- 「カリフォルニア・スイート」
- 「眺めのいい部屋」
- 「天使にラブ・ソングを…」
- 「ゴスフォード・パーク」
- 「ハリー・ポッター」シリーズ
- 「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」
20代後半の私はやはり「ハリーポッター」のイメージが強く、厳しくお堅いながらも、お茶目な一面があるキャラクターの印象が強いですね。
同世代の人はそう言った印象が強いのではないでしょうか?
若かりしマギースミスは可愛い系?
院長やマクゴナガル先生などで厳しくルールに厳しい真面目な女性のイメージが強いマギー・スミス。
若かりし頃の画像をみてみると「美人すぎる!」と驚いてしまいます。その画像が、こちらです。
マギースミスって若い頃どんなだったんだろって調べたら「おほぉ」って変な声出た pic.twitter.com/VoN3bYlEhc
— まおう (@149lunettes) March 3, 2015
マクゴナガル先生&ダウントンアビーのおばあ様こと、マギースミスのお若い頃がツボ。フェミニンなお顔にレトロなファッション、お茶目な雰囲気が最高。 pic.twitter.com/3uF4KgrfxX
— モネえいが (@goodtimetheater) November 22, 2017
今のイメージとは違い、可愛い系の女優さんのようですね!画像を見て、思わず「ほぉう」と声が出てしまいました。
人気になるのもうなずけますね。
ウーピーやメアリーのその後とは?
「天使にラブソングを」には、院長以外にも、主役のウーピー・ゴールドバーグやウェンディ・マッケナなど、個性豊かなメンバーガ登場しています。
ここからは、当時「天使にラブソングを」に出演していた女優や俳優のその後についてご紹介していきます!
デロリス役:ウーピー・ゴールドバーグ
来週2カ国音声で録画しなきゃ
ウーピー・ゴールドバーグ
大好きなハリウッド女優さんの1人
楽しみです。#天使にラブ・ソングを pic.twitter.com/ojUnoEd8zG— miki (@miki_gegeno_026) May 8, 2020
ギャングの愛人が裏切り者を始末するところを目撃し、カトリックの修道院にかくまわれる、歌手のデロリスを演じたのは、コメディエンヌのウーピー・ゴールドバーグ。
ポンコツな聖歌隊を、デロリスが超クールに生まれ変わらせる過程は、スカッとして爽快感もありました。
1955年11月生まれのウーピーは、「天使にラブソング」の頃は37歳。
「天使にラブソングを」の後は、映画「ゴースト/ニューヨークの幻」の霊能者役、ディズニーアニメ「ライオンキング」のハイエナの女リーダー(シェンジ)の声優を務めたりと演技の幅を広げていました。
また、日本では、「天使にラブソングを」の大ヒットにより、ハイチュウのCMに出演したこともあります。
しかし、2007年に 女優を引退し、ショービジネスの世界から姿を消したことで、死亡説も流れたことがありますが、64歳になった現在は 司会業で活躍しています。
プライベートでは、3度の結婚を経験しましたが、どれも長続きせず、パートナーとは離婚。
「結婚中に浮気したことがあるわ」という発言をしたことがあるように、「結婚」という制度に自分が合わないことを悟ったそうです。
ウーピーは、デロリス同様に波乱万丈で、パワフルな人生を歩んでいるようです!
メアリー・パトリック役:キャシー・ナジミー
イーヴィル・クイーンは“天使にラブソングを…”の朗らかシスター・メアリー・パトリック、ケニー・オルテガ監督作品“ホーカス・ポーカス”の魔女三姉妹の次女メアリーを演じたキャシー・ナジミーで、 pic.twitter.com/kqNOfBWCwK
— Not sorry we’re out of service (@humaiscanon) September 29, 2019
ふくよかな体型で、陽気なシスター・メアリー・パトリックを演じたのは、当時35歳だったキャシー・ナジミー。
ぽっちゃりな体からは想像もできない、 キレのあるダンスには魅了された人も多いのではないでしょうか?
2020年現在63歳になったキャシーは、当時より ほっそりした体型となり、テレビドラマ「アンフォゲッタブル 完全記憶捜査」レイチェル役などに起用され活躍しています。
メアリー・ロバート役:ウェンディ・マッケナ
引っ込み思案で内気なシスター・メアリー・ロバートを演じたのがウェンディ・マッケナ。
最初は、か細い声しか出せなかったのに、練習を重ねソロパートを、ハイレベルに歌い上げたシーンは鳥肌が立ちました。
しかし、 歌パートはウェンディではなく、歌手のアンドレア・ロビンソンが吹き替えています。
この時のことをウェンディは「オーディションで“歌えます”と言って恥をかいた」と明かしています。
当時34歳の可愛らしいウェンディは、結婚して子供も1人生まれ、いまやすっかり素敵なマダムとなっています。
>>【天使にラブソングを】金髪前髪のメアリーロバートだけ服装が違うのはなぜ?口パク疑惑についても
メアリー・ラザラス役:メアリー・ウィックス
メアリーラザラスほんとすき、最後の方でアイスクリーム食べてるシーンめちゃくちゃ好き pic.twitter.com/qrganqNOjZ
— ナチャラティ兄貴 (@daitenshiutena) March 17, 2020
聖歌隊のちょっぴり気難しい指揮者を演じているのが、女優のメアリー・ウィックス。
ディズニーアニメ 「101匹わんちゃん」で犬を誘拐しようとする悪女・クルエラの声優でも有名です。
「天使にラブソングを」の頃は、すでに82歳で、その後、腎不全と癌を患い85歳で惜しまれつつ亡くなっています。
メアリー・アルマ役:ローズ・パーレンティ
天使にラブソングを のおばぁ達。久々見たけどたまんないわよ。
ピアノ弾くアルマ婆さんがほんと最高で、マグゴナガル先生の人が多数決取る時のシーン好きすぎる。
可愛いさが溢れ出して花粉症みたいになんか発症しそうと思う。そんな映画。 pic.twitter.com/8QP169QGx0— ウエダ (@ueda98) February 25, 2020
ピアノ担当で、補聴器のスイッチを入れ忘れ、たまに耳が遠くなるシスター・メアリー・ラザラスを演じたローズ・パーレンティ。
小柄な体型で、ピアノを楽し気に弾く様子は、とてもチャーミングでしたね。
彼女もメアリー・ウィックス同様、1996年に85歳と高齢で、カリフォルニア州のマリブで亡くなっています。
ヴィンス・ラ・ロッカ役:ハーヴェイ・カイテル
「天使にラブソングを」はハーヴェイ・カイテルが出てるからさ… pic.twitter.com/lUZelJsjCl
— ルル (@goldenlu0505) April 17, 2020
デロリスの愛人で冷酷なマフィアのボスを演じた俳優のハーヴェイ・カイテル。
ギャングや悪役などを演じることが多かったハーヴェイですが、スコットの監督作品「テルマ&ルイーズ」の刑事役で演技の幅を広げ映画俳優の地位を確立しました。
私生活では、2度の結婚をし、それぞれのパートナーの間に1人づつ子供をもうけています。
最近では「アイリッシュマン(2019)」に出演され、まだまだ現役で活躍されている俳優です。
サウザー警部補役:ビル・ナン
「天使にラブソングを…」で刑事役してたビル・ナンさんに既視感を覚えもやもやしてたが、マシュマロおじさんに似てると気づいてスッキリ pic.twitter.com/EaTuSY6uCA
— え ふ だ (@fda1900) July 11, 2016
正義感の強い警部補を演じているのが、アフリカ系あアメリカ人の俳優ビル・ナン。
本作出演後も、「海の上のピアニスト」、「スパイダー」など数々の映画に出演.
しかし、2016年に62歳の若さで亡くなっています。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は修道院の院長はマクゴナガル先生と同一人物なのか、また「天使にラブソングを」に登場した出演者のその後についても合わせて解説しました。
院長とマクゴナガル先生は同一人物ということでしたね。また、院長を演じているマギー・スミスの若い頃の美人ぶりには驚きでしたね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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