【鬼滅の刃】鱗滝左近次と冨岡義勇の関係は?錆兎の羽織についても

アニメ

2016年から週間少年ジャンプに掲載され、大人気作品となった「鬼滅の刃」

大正時代を舞台に主人公の炭次郎が鬼と化した妹・禰豆子を人間に戻す方法を探すために「鬼殺隊」として戦う姿を描いた作品です。

作中では、主人公を鬼殺の剣士に育て上げる育手として鱗滝左近次、そして鱗滝に炭治郎を紹介した冨岡義勇が登場します。

冨岡義勇は鱗滝左近次の弟子かと思っていましたが、最終選別の際、鱗瀧に閉じ込められた鬼が

「あいつの弟子は全員殺してやるって決めてるんだ」と言っていました。

炭治郎で14人目だと言っているのですが、もし鱗滝左近次の弟子なら殺されているはず。

冨岡義勇は鱗滝の弟子ではなかったんでしょうか。

そこで今回は「鬼滅の刃」の鱗滝と冨岡義勇、そして錆兎との関係について解説します。

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【鬼滅の刃】鱗滝左近次と冨岡義勇の関係は?

冨岡義勇は鱗滝左近次の弟子かと思って見ていたのですが、最終選別の時、鱗瀧に閉じ込められた鬼が

「あいつの弟子は全員殺してやるって決めてるんだ」と言っていて、義勇は弟子でないのでは?と思った人もいたのではないでしょうか?

この鬼の発言の意味について解説していきます!

冨岡義勇は鱗滝の弟子じゃない?

最終選別の時点まででは、出て来ませんが、原作ではその後の話で、義勇も鱗滝の弟子で、錆兎とは同じ時に一緒に修行し、一緒に選別を受けた同期の親友という事実が明かされています。

では、なぜ義勇は鬼に殺されずに済んだのでしょうか?

義勇は錆兎と一緒に最終選別を受けたものの、選別がはじまって幾らも経たないうちに鬼(手鬼ではない別の鬼)にやられてしまい、怪我をして、気を失ってしまいます。

錆兎は気を失った義勇を他の受験者に託し、自分はひとりで更に山の奥へ進み、当時山にいた鬼のほとんどを倒します。

しかし、そんな剣の腕も精神力もずば抜けていた錆兎も、手鬼を倒すことができず、殺されてしまうのです。

手鬼は錆兎を殺して「今回の鱗滝の弟子はこいつだけ」と思って満足します。

怪我をして気を失って山の奥まで進んでこなかったもう1人の鱗滝の弟子である義勇の存在に気付かなかったということなのです。

最終選別の合格条件は「7日間生き延びること」

錆兎のおかげで山の中に鬼がほとんどいなかったため、他の受験者たちも皆あまり戦うことなく異例の「錆兎以外の全員」が選別を突破という結果に。

気を失っている間に7日が過ぎた義勇も合格となったのです。

ただ、義勇さん本人は

「助けられて気を失っていただけの自分は本来合格ではない」

「鬼殺の剣士を名乗っていい人間ではないし、柱でもない」

と思っているのです。

義勇が錆兎への後悔から立ち直ったのはいつ?

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最終選別に合格し、無事鬼殺隊となった義勇は“修業して実力をつけ、鬼を斬り功績をあげて”「水柱」まで上り詰めました!

誰もが認める強さで、炭治郎やその妹の禰豆子の命を何度も救った義勇ですが、それでも未だ“自信が持てない”でいました。

それは、やはり“錆兎の功績による自身の最終選別の合格”が原因。

先ほどもお伝えしたように、気を失っている間に合格となった義勇さんは、「鬼殺の剣士を名乗っていい人間ではないし、柱でもない」と言ってしまうほどネガティブ。

しかし、炭治郎から、ふと「錆兎の意志を繋いでいかないのか?」と問われた時に、頬を誰かに殴られた衝撃を受けます。

実は、義勇は過去に錆兎と話をした時に、同じようにネガティブな発言をして錆兎に頬を殴られ叱責されたことがあります。

炭治郎との会話でそのことを鮮明に思い出し、“忘れてはいけない大切な過去を思い出した”義勇は、ようやく自身の責務と向き合い始めます・

そして、「水柱」と言う地位まで上り詰めたのです。

義勇が錆兎と同じ羽織なのはなぜ?

冨岡義勇がいつも着ている羽織は、「半々羽織」という半分ずつ色柄が違うもので、片方は“えんじ色の無地”、片方は“緑と黄色の幾何学模様”となっています。

幾何学模様の生地は、錆兎が着ていた羽織と同じ色柄であり、義勇との共通点として気になっている方も多いのではないでしょうか?

ここからは義勇と錆兎の羽織の柄が同じ理由について考察していきます!

亡き錆兎の意志を義勇が受け継いでいくため

義勇にとって錆兎の存在は特別です。

最終選別では、命を助けられていたり、修行などで弱音を吐いたときには、叱りつけてくれたこともあり、心の拠り所としていました。

さらに、錆兎は剣の技術も上で、かなりの実力者にもかかわらず、義勇と対等に話をしてくれる心優しい青年です。

しかし、そんな特別な存在である錆兎がなくなってしまい、悲しみに暮れる義勇ですが、錆兎との共通点でもある「鬼を滅殺する」という思いは生きています。

だからこそ、“その意志を継いでいくのは自分しかいない”と考え、義勇は同じ柄の羽織を着るようになったのではないでしょうか。

半々羽織なのは自力で這い上がるため

錆兎の意志を継いでいくのであれば、錆兎と全く同じ柄の羽織を切ればいいものの、義勇は半々羽織をきていました。

なぜ一体物の羽織ではなく半分ずつの半々羽織を着ていたのでしょうか?

もちろん、錆兎と同じ羽織にしてしまえば、錆兎の意志を色こく受け継ぐことができ、意志も固まりやすいかもしれません。

しかし、それでは、最終選別の時と一緒で、結局は、錆兎に頼りっきりで、大事なところで自分の力を信じれなくなってしまうと考えたのでしょう。

だからこそ、義勇は、強い錆兎の意志を受け継ぎながら、弱い自分はこれから修行を積み必ず強くなると言う気持ちを保つために、半々羽織にしていると考えられますね。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「鬼滅の刃」の鱗滝と冨岡義勇、そして錆兎との関係について解説しました!

義勇は鱗滝の弟子でしたが、錆兎のおかげで、手鬼と遭遇することなく、最終選別を生き抜くことができたんですね。

また、羽織の意味についても、錆兎の意志を継いでいるからこその半々羽織だったんですね。

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