1997年に公開された映画「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」
1993年公開の「ジュラシックパーク」の続編であり、監督もスティーブン・スピルバーグ監督が勤めています。
劇中では、サイトBからティラノサウルスを船を使って輸送するシーンがあります。しかし、よくよく船のシーンを見てみると気になるところが多いです。
船の乗組員はがみんな亡くなっているシーンについては、ティラノサウルスの仕業であると言われていました。
しかし、それにしては殺され方が綺麗すぎたり、ティラノサウルスが入っていた檻も比較的綺麗ままでした。
では、だれが船員たちを殺したのか。謎が深まるばかりです。。。
そこで今回は映画「ロストワールド/ジュラシックパーク」の謎の多い船の輸送シーンについて考察を含め解説していきます!
【ロストワールド】貨物船のシーンの矛盾点と本当の犯人は?
サイトBで捕らえたティラノサウルスを輸送するために使用された貨物船の”ベンチャー号”
ルドローがジュラシックパークについての演説をしている途中で、ベンチャー号が港に向かいますが、ベンチャー号へ連絡を取るも、返答はなく、スピードそのまま、多くの人が集まる港に衝突。
船内を調べると、船の乗組員は誰もおらず、手首だけを残して食いちぎられている人もいました。
この惨事に至った原因はティラノサウルスが暴れたことだと思われている人もいるかと思いますが、よくあのシーンを見てみると次のような矛盾点があるのです。
・ティラノサウルスは檻の中に入っていた
・ティラノサウルスが乗組員を襲ったにしては船内が綺麗すぎる
ここからは、矛盾点についての詳細と有力視されている説について解説していきます!
矛盾点①ティラノサウルスは檻の中に入っていた
船のシーンでティラノサウルスが登場した際は、ティラノサウルスは檻の中から登場しました。
仮にティラノサウルスが船の乗組員を襲ったとしても、子どもを連れ去られて興奮している親のティラノサウルスがすんなりと檻の中に戻るとは考えずらい気もします。
また、劇中では、関係者の一人がエリー博士に対して、麻酔を打ちすぎたためをその効果を弱める薬を打ったことで逆に興奮してしまったという内容を話していました。
そう考えるとなおさら、興奮して檻を壊していたり、していてもおかしくはなく、謎が深まるばかりです。
矛盾点②船内がきれいすぎる
矛盾①とも少し繋がる部分があるのですが、仮にティラノサウルスが船の乗組員を襲った犯人だとすると、船内が綺麗すぎるのです。
サイトBで人間を襲った時も、相当な力でものを破壊していたティラノサウルス。
そんなティラノサウルスが暴れて襲ったとすれば、手首だけ残っていた操縦室は確実に大破して、甲板もボロボロのはず。
それにも関わらず、調査隊が訪れた際は、凹んだ後や大きな傷跡は見当たらず、甲板も操縦室もキレイでした。
ティラノサウルスが行った行為にしては、手だけを残して食べるなど、あまりにも器用すぎるんです。
本当の犯人はヴェロキラプトル?
船の乗組員を襲った真犯人については、”ヴェロキラプトル”なのではないかという説が有力視されています。
映画では登場していませんが、原作小説では、1匹のヴェロキラプトルが船で一緒に島から本土へ渡る描写があります。
ヴェロキラプトルは人より少し大きいくらいの中型恐竜で、サイトBの中心部の研究所近くでイアン達を襲った恐竜です。
劇中の動きを見る限り、ティラノサウルスよりも機敏で繊細な動きをしていたため、船内を傷付けずに船の乗組員を襲った可能性は高いかもしれません。
じゃあ、その後ヴェロキラプトルは映画ではどこにいったの?と思われる方もいるかもしれません。
ヴェロキラプトルのその後は、ティラノサウルスに食べられてしまったと言われています。
ヴェロキラプトルは船の乗組員を襲撃後、ティラノサウルスがいる貨物室(檻)に間違って侵入してしまい、そこで興奮したティラノサウルスに食べられたと言われています。
こうすることで、船が綺麗すぎる点や、ティラノサウルスが檻にいた点、また港に着いた際にティラノサウルスしかいない点も何とか筋が通りそうな気がしますね。
その他に考えられている説
船の乗組員が襲われたシーンについては”ヴェロキラプトル”説が有力視されているようですが、謎が多いシーンであるため、そのほかにも説が存在します。
そこで、簡単にですがそのほかの説についても解説していきます!
プテラノドン襲撃説
船員は翼竜であるプテラノドンに襲われたのではないかという説です。
翼竜であるプテラノドンは空を飛び回れるため、貨物船に乗っていなくても、出港後に襲うことも可能であり、襲撃後に飛び立つことも可能です。
また、映画の最後には、ほんの少しの描写ですが、プテラノドンの映像も移っており、島にはプテラノドンがいたことは明らかになっているため可能性はあると思います。
ただ、なぜ、プテラノドンが船を襲ったのかなどの理由が少しあいまいですね。。。
映画の演出だから
身も蓋もない話ですが、映画での演出だからという考えも多くあります。
細かい矛盾を無視して、視聴者を楽しませる演出を重視してあのようなシーンを作ったとも言われています。
ティラノサウルスが収容された船が激突→船内には乗組員の死体多数という流れを見せることで、徐々に危機感を募らるという演出でハラハラドキドキする演出を入れたかったのではないでしょうか。
また、貨物船のシーンの矛盾点について、制作側も実は認識しているそう。
映画には時間の制約もあるため、やむなく、カットした部分もあったのかもしれませんね。
まとめ
今回は映画「ロストワールド/ジュラシックパーク」の謎の多い船の輸送シーンについて考察を含め解説しました!
・船の輸送シーンは”ティラノサウルスは檻の中に入っていた”や”船内が綺麗すぎる”などの矛盾点が多い
・船の乗組員を襲った真犯人はヴェロキラプトルが有力視されている
・船の乗組員を襲ったシーンについては、謎も多く、様々な説が上がっている
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