しかし、重要なシーンにも関わらず、劇中でその意味については明確にされていません。
そこで今回はなぜ”サヨナラ”といったのか、また”サヨナラ”という言葉が何を伝えたかったのかについて深掘りして解説していきます!
お寿司のシーンで突然”サヨナラ”といったのはなぜ?
ベンが日本文化に関心があるだろうと推察して発した言葉
そして!本日、ロバート・デ・ニーロの73歳の誕生日!『マイ・インターン』では、シニアインターンのベンを演じました。クライム系な作品で演じるキレッキレな彼とは違う、エレガントでチャーミングな演技に癒された人も多いはず! pic.twitter.com/6l0qgjQi2p
— ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) August 17, 2016
社長のジュールズがランチに寿司を食べていたことから、周りをよく観察し、状況に応じた対応や発言を意識しているベン。
そういった注意深い観察眼から、ジュールズは日本文化に関心があるだろうと察して、日本語で”サヨナラ”と伝えたのではないでしょうか。
監督のナンシー・マイヤーズが日本語好きだったから?
劇中に出てくる“サヨナラ”という台詞について、監督のナンシー・マイヤーズはインタビューで次のように答えています。
「普段、親友との食事の後などに日常的に交わす挨拶で、温かいイメージだったのでそこからヒントを得て使ったのよ!」
監督のナンシー・マイヤーズは大の日本好き。
日本語が好きなナンシー・マイヤーズ監督が作品を心温まるものにしたかったためにセリフに入れたという一面もあることが考えられそうです。
”サヨナラ”のシーンの意味と伝えたかったこと
ベンは長年の経験と観察眼から、素晴らしい!と言える気配りを見せます。
そんな、ベンだからこそ、社長のジュールズがランチに寿司を食べていたことに気づき、日本の文化に関心があるかもしれないと推測し、”サヨナラ”と発言します。
しかし、これに対し、ジュールズはベンに対し、「なんというか、目ざとすぎる」という気配り上手がいきすぎたというマイナスな感情を抱きます。
この後、”サヨナラ”という言葉を二人がもう一度交わしますが、この時の”サヨナラ”には、前回の発言を少し遊ぶような雰囲気で、マイナスな感情はなく、むしろ、心が通じ合い、関係性より良くなったことを示していているかのような暖かい印象を受けます。
このことから、相手のことを思ったちょっとくらいのやりすぎであれば、指摘したり説教をしたりせず、軽く受け止めてしまえばいいんじゃない?という温かいメッセージを伝えたかったのだと思われます。
まとめ
・劇中でベンが突然”サヨナラ”と言ったのは、日本文化に興味があると察したから
・ナンシー・マイヤーズ監督は”サヨナラ”を通して、温かいメッセージを伝えたかった
”サヨナラ”のシーンだけでなく、いろんなシーンで、仕事や人生について学ぶことが多く、誰が見ても楽しめるハートフルな作品になっているため、非常にオススメです!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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