2015年に公開された映画「バケモノの子」
バケモノの世界の都市”渋天街”を舞台に親子の絆を描いた「新冒険活劇」となっています。
劇中では主人公である人間の子・“九太”が登場します。
九太はバケモノの街“渋天街”で親代わり熊徹と共に生活していましたが、現実世界にももちろん父親が存在します。
劇中では登場シーンは少なく、父親は母親と離婚していたようですが、その理由はなんだったのでしょうか?
また失踪していた理由も気になるところです。
そこで今回は、映画「バケモノの子」の九太(蓮)の両親が離婚した理由や父親の失踪の訳について考察を交えて解説していきます!
【バケモノの子】父親の失踪や両親の離婚の理由は?
母親を事故で亡くした九太は、「なぜお葬式に父親が来ていないのか?」について疑問に思っていました。
わずか7歳にして自分の目の前から母親がいなくなり、そして父親もいない。
なぜ父親は母親や九太を置いて行方をくらましたのでしょうか。
まずは、父親はどのような人柄なのかについて解説していきます。
蓮(九太)の父親とは?
バケモノの子は、ものっそい地元でてくる。蓮の父親は、わりと御近所さん pic.twitter.com/6d0Q9VB1Ai
— 火濫 (@akanoawa) August 13, 2016
蓮(九太)の父親の名前は明らかになっていません。
また年齢なども不詳で人物の詳細については詳しくはわかっていないところが現状ようです。
ただ、劇中で描かれているように、蓮の父親はとても優しく子ども思いです。
17歳になった蓮が役所で父親の住所を知り、会いに言った際、蓮に声をかけられた蓮の父親は、
「こんなに大きくなって、わかんねえよ」
と口にしながらも、涙を流しながら蓮を抱きしめ再会を喜んでいました。
また、蓮の母親が交通事故死で亡くなった際にも葬儀に姿を見せなかったため蓮に恨まれていましたが、そもそも蓮の母親と離婚していたため、事故死について知らされていなかったのです。
そして、葬儀のだいぶ後に事故死の事実を知り、さらに蓮が行方不明になったという情報を聞き、警察の捜査が終わった後でも探し続けて、やっと再会。
妻とは離婚したものの、自分の子供である蓮のことはずっと気にかけていたんですね。
ちなみに、父親役の声優を務めたのは、長塚圭史(ながつかけいし)さん。
1996年に“阿佐ヶ谷スパイダース”という演劇プロデュースユニットを結成し、主に演劇を主軸に仕事をされていますが、映画やテレビドラマなどでもマルチに活躍されています。
父の失踪や両親の離婚の理由は駆け落ち?
未来のミライ が昨日から公開してて
久々に バケモノの子 をみたら冒頭でダーツって背景見つけたwwwwww渋谷が舞台だけどどこのお店だ!?!?
この作品のアナログ背景画は実際の場所をモデルにしてるからあるはず( ̄▽ ̄)#バケモノの子 #未来のミライ #細田守 #ダーツ pic.twitter.com/TEluygOYXz— 吉田 諒伊 / Akitada Yoshida (@akitada_yoshida) July 21, 2018
蓮(九太)と再会した際は、涙を流して抱き合った蓮の父親ですが、なぜそもそもそんなにも子供のことを思っていたのであれば、蓮の母親と離婚したのでしょうか?
蓮の父親が離婚した理由については諸説あるようです。
ただ、蓮の父親が離婚した理由として噂されているのが、”駆け落ち”をきっかけにした母方の両親の一方的な離婚。
そもそも、上記でも少し触れているように、蓮の父親はとても子供のことを思っているような人物です。
そのため、一般的に離婚の原因となりうる、浮気や暴力などが原因での離婚というののは可能性としては低いと考えられます。
そう考えると、蓮の母親と父親の2人の間での関係性ではなく、家族間での関係性が原因となり2人は離婚したと考えれるのです。
そんな家族間での関係性が悪化する原因の一つとして挙げられるのが“駆け落ち”
母方の家は由緒ある家庭でしたが、蓮の母親は蓮の父親は駆け落ちのような形で結婚。
しかし、その後、駆け落ちしたことがバレた2人は無理やり離婚させられたという事実があるのです。
だからこそ、母親が亡くなった際にも蓮の父親に対して連絡が行くことがなく、事故死であることが伝わるのが遅かったのかもしれませんね!
【バケモノの子】父親と蓮(九太)のその後は?
久しぶりに再会した九太と父親はその後どうなったのでしょうか?
蓮の父親と蓮は再会したその後、2人で暮らすことを決めます。
しかし、2人が一緒に暮らすまでにはそう簡単ではありません。
その原因となったのは蓮と蓮の父親の間にある深い溝。
蓮の父親は再会した後、辛い思いをした蓮を元気づけるために
「つらい過去は忘れて、前に進もう。」
と言います。しかし、この発言で、蓮の表情が曇り、蓮は父親に
「過去を忘れる?幼い頃両親が目の前から消え、苦労した経験を忘れる?無理に決まっているだろ」
「知った口をきくな」
とつらかった過去を軽んじる父親に対して、憤りを感じている発言をします。
17歳という思春期である蓮にとって過去のナイーブな部分を軽く扱う父親の発言は癇に障るものがあったのでしょう。
その後、心の闇に取り憑かれた一郎彦と戦うことになり、熊鉄が蓮(九太)の心の中の剣として、九太の心を支える存在となります。
そうすることで、心の不安定さが消え、成長することができた蓮。
成長した蓮は、父親とも再び再開し、「蓮の好きだったハム入りエッグを食べよう。」と笑い話をしていた際も、自分の心と向き合う覚悟を決めたようでした。
自分の心、苦しかった過去と向き合った結果、蓮は父親と前に歩むこと決めたのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は映画「バケモノの子」の九太(蓮)の両親が離婚した理由や父親の失踪の訳について考察を交えて解説しました!
・蓮の父親の名前や年齢は不明。ただ、子供思いの優しい父親。
・蓮の父親役の声優を務めたのは、“長塚圭史(ながつかけいし)さん”
・蓮の両親が離婚した理由は、2人の駆け落ちがバレて母方の両親に強引に離されてしまった。
・蓮と蓮の父親は再会のあと、紆余曲折を経て、2人で暮らすことを決意した。
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※本ページの情報は2021年4月時点のものです。
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