2015年に公開された映画「バケモノの子」
すっかり夏の金の定番作品となった細川監督のバケモノの子。
主人公九太が路地裏に迷い込み、たどり着いた先は渋天街。
そこには目を疑うような光景が広がりバケモノが人間のように物を売買し、生活していました。
劇中では、バケモノの住む渋天街の長を務めるうさぎの宗師様が登場していました。
うさぎの宗師様は何の神様になるかかなり悩んでいましたが、結局なんの神様に転生したのでしょうか?
また、神様になるための条件は何があるのでしょうか?
そこで今回は映画「バケモノの子」のうさぎの宗師様が転生した神様やその条件、うさぎの宗師様の声優について解説していきます!
【バケモノの子】うさぎの宗師様が転生した神様や条件は?
他のキャラクターと比べ突き抜けて愛くるしく可愛らしい宗師様。
その要素にプラスして熊徹や九太の様子を密かに見守り続ける思いやりの心を持った一面も作品中では描かれています。
周りにも目を配れる宗師様が何の神になられたのか早速解説していきまね!
うさぎの宗師様が転生したのは決断力の神?
バケモノの子の宗師のうさぎがかわいい… pic.twitter.com/s8GkdaEQDb
— しみず (@snahoj) May 3, 2016
結論から先に言うと、うさぎの宗師様は決断力の神に転生したという情報が最も有力です。
というのも宗師の役職に就いたら必ず何かしらの神様にならないといけないという決まりがあるのです。
宗師様の後継者となった熊徹でさえも、神様になる資格がある、と作品では描かれていたので間違いありません。
では、なぜうさぎの宗師様は”決断力の神”となったのでしょうか?
作中では、明言されていませんでしたが、うさぎの宗師様が”決断力の神”となったのは自分が悩み続けてきたからだったのではないでしょうか。
宗師様はこれまで、何かしらの神様になるために9年間も悩み続けていました。
だからこそ、これ以上悩みたくないと思ったうさぎの宗師様は悩むということとは無縁の”決断力の神”となることを選んだのではないでしょうか。
ただ、正直、悩みに悩みまくった結果として、”決断力の神になる”と決められた宗師様はかなりお笑いのセンスが高いとしか言いようがありませんよね!
バケモノの子の中でも1番のお笑いシーンでインパクトに残っている人も多いかもしれません。
ちなみに、一度は熊鉄に神様の権利を譲ったうさぎの宗師様ですが、最終的には決断力の神様に転生することが有力なようです。
神様になるための条件は?
神様になるための条件は作中でも取り上げられていた次の2つ。
・武芸、精神面の強さ
・宗師であること
劇中で神様となったうさぎの宗師様はこの条件を満たしていたのでしょうか?
まず”武芸”について、劇中でうさぎの宗師様は柔らかく、軽やかな動きから相手の攻撃を華麗にさばいていました。
武芸に秀でた人というと、なんとなく攻撃力やパワーが強い印象があり、パンチもか弱そうで体力なんてすぐに使い果たしてしまいそうなうさぎの宗師様はこれに当てはまらない気もします。
しかし、武芸に秀でた人とは、自分の体の使い方や相手の動きの読みなど”技術面で優れている人”のことを指しています。
そのため、劇中で軽やかな身のこなしをしていたうさぎの宗師様は武芸に秀でていることがわかります。
次に”精神面”について、うさぎの宗師様は常に、落ち着いた雰囲気を醸し出しており、精神面でも安定しているのは明らかで、これまで様々な経験や苦難を乗り越えたからこその落ち着きがあったのかもしれません。
最後に”宗師”であることについて、そもそも宗師とは
尊んで手本とすること。また、尊敬すべき師。第一の師範とすべき人。
引用:https://kotobank.jp
となっています。
劇中で、うさぎの宗師様はバケモノの世界でみんなが尊敬している存在として描かれており、まさに”宗師”と呼ばれるにふさわしい人物であったことが分かります。
上記のことを踏まえると、うさぎの宗師様は”武芸・精神面での強さ”・”宗師であること”という条件を十分に満たしていた存在でした。
こういったことからも、うさぎの宗師様は神様になるべき存在だったと言えるのではないでしょうか。
また上記の2つの条件以外にも、個人的には
”相手を思いやる優しさ”
という条件もあるのではと思っています。
というのも、うさぎの宗師は物語の中でも熊徹に九太と共に旅に出ることを勧めていました。
その旅の目的は、”本当の強さとは何なのか”を知るため。
劇中において、”本当の強さ”とはまず自分の弱さをよく知り、何が足らないのか、何を相手が求めているのかを深く知ること。
これこそが”強さ”であると隠喩していて、将来的に神様となってほしいという願ううさぎの宗師様はこの”強さ”≒”相手を思いやる優しさ”も身に着けて欲しいと思ったのです。
きっと、うさぎの宗師様がそうしたのも神様になる条件として必要だったからに違いありません。
こういったことからも最初にお伝えした条件に”相手を思いやる優しさ”という条件も満たすことが、神様になるには必要だったのかもしれませんね。
【バケモノの子】うさぎの宗師様の声優は?
うさぎの宗師様のどこか懐かしく落ち着く声のトーン、孫に甘甘な優しいおじいちゃんのようなところが印象的です。
そんな宗師役を務められた声優さんはいったい誰なのでしょうか。
また、その声優さんの経歴についても深掘りしていきます。
【バケモノの子】うさぎの宗師様の声優は?
うさぎの宗師様の声優を務められたのは、津川雅彦さんです。
1940年1月2日に生まれ、芸能事務所グランパパプロダクションに所属し
同社の代表取締役を務められていましたが、2018年8月4日に生涯を終えられました。
津川雅彦さんはもともと俳優さんであり、数々のドラマや映画に出演されている方です。
また自ら脚本を手掛けられ数々の作品をつくられたすごい方なんですね。
その中でも声優として出演された作品は全部で2作品になります。
・2015年 リトルプリンス 星の王子さまと私 飛行士役
・2015年 バケモノの子 宗師役
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はそのバケモノの住む渋天街の長を務める宗師様が結局のところ神様に転生したのか?その神様になるための条件とは?について解説しました!
・うさぎの宗師様が転生した神様は”決断力の神様”で、一度神様になるための権利を譲ったものの、再度決断力の神になることが有力。
・神様になるための条件は、武芸や精神面の強さ、宗師であることで、個人的にそれに加えて、相手を思いやる優しさが必要なのではないか考えています。
この記事を書いている間にも次回のバケモノの子がまた見たくなってきたので待ち遠しいです。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
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