魔女に呪いを掛けられて野獣となってしまった王子と、読書が好きな美女との恋物語を描いた「美女と野獣」。
2017年には実写化され、ディズニーの中でも不朽の名作となっています。
美女と野獣に登場する街並みや建物はメルヘンであり、ロマンチックな建物が特徴的ですね。
そこで今回は「美女と野獣」のロケ地・聖地についてまとめてご紹介していきます!
美女と野獣のロケ地や聖地のモデル国はどこ?
「美女と野獣」の舞台になった国はフランス
美女と野獣の舞台になった国は、フランスの田舎町です。
このフランスの田舎町は、フランスの中でもドイツとの国境付近に位置する地方で、パリのような観光都市ではありません。
ただ、田舎町といっても、とても素敵な街並みが並んでいて、訪れる人をディズニーの世界に連れて行ってくれる、そんな街のようです。
では、実際に「美女と野獣」のモデルとなっている街や建物について詳しくご紹介していきます!
ベルの住むヴィルヌーブ村:コルマール
コルマール。美女と野獣の街のモデルにもなり、パリからSNCFで直行便なら凡そ2時間20分の木組みの家が可愛い街。街はとても綺麗で観光局で日本語のマップも配ってます。プチトランも走っているし1日で観光しやすい。最近はTVで偶に特集が組まれています。 pic.twitter.com/W6dv5MguEb
— いんげんまめ (@daizutounyu) June 9, 2018
ベルが住んでいる村の名前は「ヴィルヌーブ村」と言います。
また、その村のモデルとなっている街は映画のモデルとなったフランス東部・アルザス地方にある「コルマール」
フランスのヴェネチアと呼ばれ、ドイツとの国境からすぐ近く。かつてはドイツ領になっていたこともあり、フランス、ドイツの文化を両方の文化を感じることもできます。
いろいろな形の木組みの建物、尖塔や出窓、石畳の道がたくさんあってとってもメルヘンなこの街で、ベルが歌う『Belle(朝の風景)』を口ずさんでみるのもいいのではないでしょうか。
ちなみに、ベルの住む「ヴィルヌーブ村」の”ヴィルヌーブ”とはフランス語圏で名字や地名として使用される言葉です。
「美女と野獣」の原作小説の作者であるヴィルヌーブ夫人の名前でもありこることから、「ヴィルヌーブ村」の名前の由来とも言われています。
ベルが感動した図書室:ジョアニア図書館
コインブラ大学ジョアニア図書館
18世紀に建てられたコインブラ大学総合図書館の一部。実写版「美女と野獣」で野獣がベルにプレゼントした図書館のモデルになったと言われている。
図書館の一部は残念ながら撮影禁止。
チケットを購入して鉄の門から入ります。#コインブラ #ポルトガル pic.twitter.com/fQDBgKN6di— まゆ~ (@mayu5025) December 23, 2019
本好きのベルが初めて多くの本に触れ、感動する図書館のモデルは、ポルトガルにある「ジョアニナ図書館」
この図書館は1724年にポルトガルのコインブラ大学の敷地内に設立され、25万冊を超える書籍が置かれています。
バロック調の外観は、訪れる者だれもを圧倒するに充分な迫力があり、図書館というより、クラシックな大聖堂を思わせる作りになっていますね。
実写版でモデルとされたジョアニア図書館ですが、バロック様式の柱などは完成度が高いとの評価も受けています。
野獣の住む城:シャンボール城
美女と野獣のモデルになったシャンボール城♡ディズニーで一番好きな映画(^^)行けて良かった♬ pic.twitter.com/qKfhDoaZUR
— 井澤エイミー Amie Mimi Izawa (@Mimi_amie) June 17, 2019
「美女と野獣」の実写版の城のモデルはフランス・ロワールにある「シャンボール城」。
あの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチも設計に携わったことで知られ、世界文化遺産にも登録されています。
シャンポール城はフランス・パリから170kmほどあるところにあるため都市部からは離れてしまいます。
ただ、見どころは多く、屋上テラスは見渡す限り360度の大自然、そして庭園はフランスの庭と言われるほど広く、パリの市街地とほぼ同じ大きさとも言われるほど大きいのが特徴です。
アニメ版の城については、モデルとなっている城は現在のところわかっていません。
もしかしたら、アニメーターの想像による独自の城なのかも知れませんね。
城の内装:ニンフェンブルク宮殿/ベルサイユ宮殿など
城の内部については外観とモデルとなる場所が異なっています。
まず、野獣に囚われたベルが、最初に案内される寝室。
その寝室のモデルとなったのは、ドイツ・バイエルン州にある「ニンフェンブルク宮殿」です。
このニンフェンブルク宮殿の内部にある「鏡の間」がモデルとして利用されています。
鏡が織りなすその神秘的な雰囲気には、思わずうっとりとしてしまうこと間違いなしですね!
次に「美女と野獣」でベルと野獣がダンスを踊ったボールルーム(舞踏場)。
アドモントにあるベネディクト会修道院の美しい図書館 – オーストリア pic.twitter.com/NcmAHyMNN0
— 美的世界bot@相互フォロー (@gojagugijah) October 3, 2019
床はベルの寝室同様ドイツ・バイエルン州にある「ベネディクト会修道院」の天井の模様、そしてシャンデリアはフランス・パリの「ベルサイユ宮殿」のシャンデリアがモデルとして使われています。
まさに王族が住む城の内装としてはぴったりですね!
暗い森:ドイツの黒い森
黒い森、ドイツ pic.twitter.com/zvqImS8lwg
— 世界の絶景 (@sekaino_zekkei_) April 16, 2020
作中では、ベルとその父が迷い込んだ不気味漂う暗い森が登場します。
そのモデルと言われてるのが、ドイツ・シュヴァルツヴァルトにある「黒い森」。
他のお城や図書館といったモデルと比べるとその信憑性はやや薄いものの、作中で描かれている森とドイツの黒い森は非常に似ています。
ことからも、モデルになっていると言っても過言ではないでしょう。
ただ、ドイツの黒い森は、恐ろしいという表現より、美しいという表現の方が似合いそうですね。
実際にロケ地・聖地を訪れた人の感想
ここからは、実際にロケ地・聖地を訪れた人の感想をまとめてご紹介していきます。
ヲタには堪らない聖地巡礼
モデルになったFrance Colmarは
とても可愛い街でした♡4枚目はハウルの動く城のモデルになったと言われてるプフィスタの家#フランス#コルマール#France #Colmar #コロナで気が滅入るからみんなの写真で旅行しようぜ pic.twitter.com/HZJa9G6ZmW
— KAORU (@dress_holic) April 24, 2020
美女と野獣でモデルになったと話題に出る、フランスはストラスブール近くにあるコルマール。仏留学中、クリスマスマーケット目当てで行きましたが、小さくて何もかもミニチュアみたいな街でとてもおすすめでした。ハウルの舞台もこの辺り。#金ロー pic.twitter.com/R5bIJUTQ0K
— しねぱらでぃ (@Cine_paradis) April 24, 2020
ベルの村のモデルとなったフランスのコルマールに訪れている人が多く、その訪れた人のほどんどが、その圧倒的なディズニーの世界観に驚いていたようです。
画像を見るだけでも、非常にカラフルで可愛い雰囲気が伝わってきますね!
フランスを訪れる際は、一度訪れみてはいかがでしょうか。
ちなみに、コルマールがあるフランスはラプンチェルで登場する城のモデルである、「モンサンミッシェル」もある国です。
機会があればそう言ったところも合わせてみてみるとより楽しむことができるのではないでしょうか。
(「モンサンミッシェル」と「コルマール」は直線距離でも730kmほど離れているため、なかなか一日では回れないかもしれませんが…)
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は「美女と野獣」のモデルとなった街や建物について解説しました。
ぜひ、今回ご紹介したロケ地・聖地を参考に一度訪れて、ディズニーの世界観を堪能してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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