ディズニー・ピクサーの映画『バズ・ライトイヤー』は、人気キャラクターであるバズ・ライトイヤーを主人公にしたスピンオフ作品です。
しかし、この映画には「キスシーン」が含まれており、これが原因で一部の国で上映禁止になったという話題が広がりました。
特に、このキスシーンが誰とのもので、どのシーンで登場するのか、また、なぜ一部の国では上映が禁止されたのかについて、視聴者の間で大きな注目を集めています。
本記事では、『バズ・ライトイヤー』のキスシーンについて詳しく解説し、そのシーンがどこで誰とのものだったのか、さらに、上映禁止になった理由やその背景についても掘り下げていきます。
【バズライトイヤー】キスシーンはどこで誰とした？
去年公開「バズ・ライトイヤー」でバズの上官アリーシャ(写真中央)とキコ(写真左)をカップルにしただけで中国やイスラム圏から「カットor上映禁止」を要求されたのは記憶に新しい。 pic.twitter.com/tZynJ0gqRo
— R1987 (@R87_studio) July 5, 2023
『バズ・ライトイヤー』のキスシーンは、バズの親友であるアリーシャ・ホーソーンと彼女の同性の結婚相手、キコとのものです。
このシーンは、未来の宇宙探査時代を描く物語の一環として、アリーシャが長年のパートナーであるキコと愛を育む様子を描いています。
アリーシャとキコのキスシーンは、非常に自然な形で描かれており、彼女たちの関係が深い愛情に基づいていることが示されています。
映画の中では、アリーシャとキコの家族生活や、子供と一緒に過ごす日常が描かれる一部の場面として、このキスシーンが含まれています。
このシーンは、キャラクターの背景やストーリーの中で重要な役割を果たしており、物語における感情的な瞬間の一つとなっています。
また、プロデューサーのギャリン・サスマンはキスシーンについて次のようにコメントしています。
「あのシーンはとても大事だった。あそこで、私たちはバズが持っていないものを強調したかった。ミッションの遂行しか考えていないバズには、アリーシャのように愛を与え合える相手がいないということを見せたかった」
引用：Real Sound
賛否両論あるキスシーンですが、制作陣にとってはバズの存在を際立たせる大事なシーンだったんですね！
【バズライトイヤー】キスシーンが理由で上映禁止になった？
『バズ・ライトイヤー』に含まれるキスシーンは、LGBTQIA+のカップルを描いたものです。
この描写が、一部の国で社会的・文化的な理由から問題視され、上映禁止につながりました。
多くの国では、LGBTQIA+に対する受け入れが進んでいますが、保守的な価値観を持つ国々では、同性愛や同性のカップルに関する描写が厳しく規制されています。
特に家族向けの作品で、同性間のキスシーンが含まれていることが問題視された結果、複数の国で上映が禁止されたのです。
映画「バズライトイヤー」がLGBTQIA+を理由に上映禁止
映画『バズ・ライトイヤー』のキスシーンが上映禁止の主な理由は、LGBTQIA+に対する社会的な受容度の違いにあります。
特に中東や東南アジアの一部の国々では、LGBTQIA+の権利がまだ十分に認められておらず、こうした描写が公的に許容されることは少ないのが現実です。
LGBTQIA+の描写が映画の内容に含まれているため、これらの国では家族向け映画として適切でないと判断され、上映が取りやめられました。
上映禁止になった国一覧
『バズ・ライトイヤー』が上映禁止になった国としては、以下が挙げられます。
- サウジアラビア
- アラブ首長国連邦
- クウェート
- エジプト
- レバノン
- マレーシア
- インドネシア
これらの国では、同性カップルの描写自体が法律や社会的規範に反するため、映画の公開が許可されませんでした。
また、いくつかの国では、キスシーンを削除することで上映を許可される可能性も検討されましたが、ディズニー側がシーンの削除を拒否したため、最終的に上映禁止となりました。
まとめ
映画『バズ・ライトイヤー』におけるアリーシャとキコのキスシーンは、LGBTQIA+に対する社会的なメッセージを含んでおり、物語の中で重要な役割を果たしています。
しかし、この描写が一部の国では保守的な価値観に反し、結果として上映禁止になりました。
LGBTQIA+の表現がもたらす議論は、映画業界や社会全体において重要なテーマとなっており、今後も多くの人々がこの問題について考えを深めていくことでしょう。
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※本ページの情報は2021年4月時点のものです。
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