2019年12月20日にアメリカ、2020年1月24日に日本で公開されるミュージカル映画「キャッツ」。
オリジナルは、T・S・エリオットの『キャッツ – ポッサムおじさんの猫とつき合う法』に基づいた同名のミュージカルで、
日本では劇団四季でも上演されている人気作品です。
しかし、公開された予告編が、斬新で賛否両論。。。
試写会をみた評論家たちは、大バッシング。。。
今回はなぜ、そこまでキャッツの実写映画が酷評を受けたのかについてご紹介していきます!
キャッツ実写映画が怖い・気持ち悪い!
まずは、問題の予告編をご覧ください!
このキャッツの予告編や試写会を観たリアルな意見はどうだったのでしょうか?
海外での反応「人間の全身そのもので怖い!」
「猫の集団に囲まれ、毛皮の帽子とコートを身に着けた人間の全身を見た」とアレックス・クランツ氏は書いている。
「キャラクターの上に暗い影を落とす恐ろしい灰色の像を見ました。そのキャラクターがまばたきして気づいたのは、結局それは猫になった女性で、彼女に色はつけたけど毛皮を追加するのは忘れたってことでした」「
少なくとも私たちが予告編で気を取られた毛皮の胸は控えめになっていました。全員がデジタル的に中性化されていました。まるでティン・トイの最初のフォトショップ担当者が、スムージング処理のツールをふざけて使い過ぎたみたいに」
出典:ギズモード
「演劇の楽しみの一つは(あなたが演劇派であればの話ですが)『人間味』ですが、
『キャッツ』では、ふかふかの毛をまとった熱心な俳優の存在が欠けています。
残されたのは、あらかじめ用意された、ニャーニャー鳴きながら空高くお尻を突き出す
引き締まった体の人たちの画像だけ」と、映画評論家のマノーラ・ダルジス氏。
「上下するお尻には、確実に笑うでしょう」
「もっと洗練した作品にしようとしたのが大失敗です!猫の言葉で言えば、
この映画には壮大な毛玉(突拍子のない状況)、お尻の嗅ぎ合い(互いをもっと知ること)、
それに深く相手を傷つける引っかき傷(深い関わり合い)が欠けています」
出典:ニューヨークタイムズ
「事実はこうです。『キャッツ』は、編集と編曲の両方で映画自体を台無しにしています。
構想もしっかりしていません。
それにCGI処理で内容が忘却のふちに追いやられています」と、カレン・ハン氏は書いている。
「それでもフーパーの構想に対する献身的な姿勢には、不思議と素晴らしさを感じます。
試写会の際に、超現実的な感じをもう少し抑えた形になっていれば良かったのですが」
出典:Polygon
また、ツイッター上でも様々な批評が飛び交っていました。
「『ジョーカー』でアーサーが『社会で生きる”まともな人間”になろうとするのを諦めた』と言って、
自分のなかの悪を解き放つシーンがあるけど、『キャッツ』を観た私の感想はそんな感じ」
「『キャッツ』を0~5点で評価するとしたら、玉ねぎかな」と実写版『キャッツ』に点数は付けられないとコメント。
これだけ見ても、相当ひどい作品に仕上がってしまったのが容易にわかりますね。
続いて、日本人の評価や感想も見ていきましょう!
日本人の反応「キモイ!怖い!」
日本人も予告編を見てみて、かなり不気味がっているようです。
また、劇団四季のミュージカル「キャッツ」のイメージで映画化されていると思っていた人も多く
そのギャップに驚きを隠せない様子ですね。
ただ、逆に、海外の評価があまりにも低すぎるために、逆にみてみたいという人もいるようです。
役者・演技が台無しのビジュアル・編集
映像技術を使ってより、猫に近い表現にこだわったものの、今回は
「ヒトに近い猫」といったビジュアルに写ってしまう人も多く、
そのビジュアルが俳優陣の迫真の演技や、ダンスを邪魔してしまっていたようです。
う〜ん映画CATSキャストも楽曲も良いんだろうけど観る気が起こらない。なんというか無理矢理猫に近づけたビジュアルしてるけどあの問答無用の可愛さが見事に削ぎ落とされてる感じ。
— コノマルスー (@konomaru22) January 9, 2020
映画館に行ったら『キャッツ』の予告が流れたんだけど、隣に座っていた夫婦だかカップルだかがビジュアルを見るなり「え、ヒトの猫やん」と言っていて、かなり適切な表現だなと思った。
— 加藤よしき (@DAITOTETSUGEN) December 27, 2019
キャッツ滅茶苦茶好きだし、映画気になるけど個人的にキャッツは舞台だからこそあの衣装とメイクが生きているだけであって、「映像化」するのにあの様なビジュアルで見せられても困惑する人はいると思うな…ぱっと見全身タイツの猫耳人間だもんな…嫌いとまでは行かないけど…解釈違いではある…
— 蓮 (@kzkrn_JOJO) January 8, 2020
キャッツ実写映画・本編差し替えの可能性
世界中で愛されているミュージカルの映画化ということで、期待されていましたが、結果は、全米オープニング興収650万ドルと撃沈。
主な理由としては、映画評論家などに大バッシングを受けたことが要因の一つのようです。
これを受けて配給会社のユニバーサルは、VFX(視覚効果)のみを修正・改善したバーションを配布することを決めたようです。
流石に、気持ちの悪いままでは、海外だけでなく、日本でも大コケしてしまうので仕方ない判断だったんでしょう。
ちなみに、公開中の映画が上映期間中に差し替えられるのは極めて異例とのことで、この差し替えが吉と出るか凶と出るかは見てからのお楽しみですね!
まとめ
・予告編では、新しいVFX技術での演出に違和感を感じている人が多く、怖い・気持ち悪いといった感想になっていた。
・海外の酷評を受け、日本では、逆にみてみたいという人もいる。
・今回の映画の評価を受け、制作会社はVFXの修正版バーションを配布する予定
ミュージカルとしては、超大作で、日本でも愛される名作なので、酷評を聞いてもみたいという人は是非いってみてください!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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