1997年に公開された映画「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」
TVアニメでも人気の青山剛昌先生の『名探偵コナン』の劇場版長編アニメ第1作にあたります。
今作では、米花町で起きる爆破事件に挑むコナンたちの活躍を描いていました。
そんな今作では、ラストに爆破に巻き込まれた蘭が爆弾を処理することになります。
順調に進めていた蘭でしたが、最後に爆弾を止めるために”赤”と”青”のどちらかのコードを切らなければなりませんでした。
蘭は悩んだ末、”赤”を切らず”青”、爆弾は止まりました。
しかし、なぜ蘭は”赤”を切らないことを決断したのでしょうか?
そこで今回は「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」で蘭が”赤色”のコードを切らなかった理由について解説していきます!
【名探偵コナン時計じかけの摩天楼】蘭が赤のコードを切らなかった訳は?
”赤”は新一との赤い糸を示していた?
時計じかけの摩天楼の赤と青のネタは本当は青山先生がまじ快でやる予定のネタだったんだよね! pic.twitter.com/6ryRhgpTyY
— かっつん (@0718kf) April 8, 2016
蘭が赤色のコードを切らなかった理由について結論からお伝えすると「赤色は蘭にとって新一との赤い糸を意味していたから」だと考えられます。
犯人である建築家・森谷が仕掛けた爆弾を新一(コナン)の指示に従い、解体する蘭。
2人は慎重にコードを切断していきましたが、最後のコードを切断してもタイマーは止まリませんでした。
森谷が仕掛けた爆弾の設計書には青と赤のコードをわざと書いていなかったのです。
その爆弾は残された2本のどちらかを切ればタイマーは止まり、間違えると切った瞬間に爆発する仕組みでした。
時計じかけの摩天楼
明日見よっかなー。
ほんまに良い話やんな。れいなも赤切ると思ったもん!そこで青切るのが蘭やもんな〜。 pic.twitter.com/JD6T7rjOYD— r e i n a . (@HSrnk_unc) September 3, 2013
しかし、最終的に追い込まれた新一(コナン)は、蘭に向けて
切れよ。好きな色、切れ。
心配すんな。お前が切り終わるまで、ずーっとここにいてやっからよ。
死ぬときは一緒だぜ。
と言います。
その後、新一は蘭が“赤”のコードを切ることを心配しましたが、蘭が切ったのは”青”のコード。
蘭がこのような行動をとった理由としては、蘭は劇中で次のように発言しています。
だって、切りたくなかったんだもん。
赤い糸は、新一と…繋がってるかもしれないでしょ?
劇場版第1弾 時計じかけの摩天楼
"だって赤い糸は新一と繋がってるかもしれないでしょ?"#これ好きな人RT #RTしたひと全員フォローする pic.twitter.com/DKCe5Mj0hS
— 麻耶 (@itqz_o) March 28, 2017
つまり、蘭にとって赤色のコードを切ることは、大好きな新一との運命の赤い糸を切ってしまうことになってしまうかもしれないと思ったのです。
命のかかったあの局面でも、大好きな新一のことを思う蘭ちゃん、可愛すぎますね!
犯人はなぜ青ではなく赤にした?
「ルパン三世カリオストロの城」ではカリオストロ伯爵を演じていました。劇場版で一番好きなのは「時計じかけの摩天楼」と公言するコナンのプロデューサー諏訪道彦さんは、石田さんが森谷教授を演じると決まって大興奮だったそうです。#コナン祭り pic.twitter.com/JrNqXAU6bs
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) April 8, 2016
犯人である森谷は爆弾に設計書にはない青と赤のコードを用意していましたが、なぜ”赤”のコードがトラップとなるようにしたのでしょうか。
その理由として考えられるのが、「赤が蘭と新一の好きな色であり、ラッキーカラーだったから」
作中で森谷はクイズに正解したコナン達に、ご褒美としてギャラリーを案内します。
その際、蘭は新一の誕生日(5月4日)に一緒に映画を見に行く約束をしていることや、2人が好きな“赤色”のポロシャツをプレゼントすること、ラッキーカラーが”赤”であることを伝えていました。
そのことを聞いた森谷教授はいざというときにラッキーカラーの”赤”を切るだろうと予測して赤いコードを切ると爆発するように仕掛けていたのです。
結果として、森谷教授の卑しい考えより、蘭と新一の愛のほうが勝ったという結末だったようですが。。。
【名探偵コナン時計じかけの摩天楼】映画「赤い糸の伝説」は伏線?
時計じかけの摩天楼は、赤と青のコードがモノクロになるシーンの演出が素敵だし、最後に「赤い糸の伝説」の看板が映る前に音が一緒だけスッと消える演出も素晴らしい!! pic.twitter.com/Wq7QqlucZV
— たか/高麗人参 (@conan4869kids) April 8, 2016
蘭が新一の誕生日に、新一と待ち合わせしていた場所は、米花シティービルの映画館。
その映画館にいる際に、蘭は爆発に巻き込まれ、爆弾を処理することになりました。
実はそこで2人が見ようとしていた映画の名前は「赤い糸の伝説」
もしかしたら、蘭はこの映画のストーリーなどを思い出し赤い糸(コード)を切らないようにと思ったのかもしれません。
また、蘭達が観る予定だった「赤い糸の伝説」の看板に書かれてる主演の名前は、高山三七三、山崎稚内。
この名前はコナンの声優・高山みなみさんと蘭の声優・山崎和佳奈さんの名前をモジっているようですね!
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」で蘭が”赤色”のコードを切らなかった理由について解説しました!
蘭が赤色のコードを切らなかった理由は「赤色は蘭にとって新一との赤い糸を意味していたから」
また犯人である森谷が赤色のコードをトラップとして指定した理由は「赤が蘭と新一の好きな色であり、ラッキーカラーだったから」ではないかと考えられます。
今作では様々なところに伏線があり、そして、蘭と新一のラストは2人の愛があったからこそ犯人の計画を阻止できたのかもしれませんね!
また名探偵コナンの劇場版シリーズは現在公開されているものは1997年の『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』から2019年の『名探偵コナン 紺青(こんじょう)の拳(フィスト)』までで全23作も!
今ならTSUTAYA TV/DISUCASで実質無料で楽しむことができるので、コナンの劇場版シリーズをもう一度見たいという人にはおすすめです!
2021年には公開が延期になった『名探偵コナン 緋色(ひいろ)の弾丸』も公開されるため、その前に過去作品を復習しておくとより楽しめるかもしれませんね!^^
「名探偵コナン」について合わせて読みたい記事はこちら!
>>【名探偵コナン時計じかけの摩天楼】蘭が赤色のコードを切った訳は?伏線についても
>>【名探偵コナン時計じかけの摩天楼】電車の切替は可能?爆弾のモデルについても
>>【名探偵コナン時計じかけの摩天楼】犯人の動機がヒドい?ヤバい犯行動機についても
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※本ページの情報は2021年4月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント
蘭が切ったのは「青色」のコードですよ。記事に「赤色を切った」って書いちゃってるよ。
ご指摘ありがとうございます!
記事執筆の際に勘違いして記載してしまいました!
記事を書くならちゃんとしてください。
切ったのは赤ではなく青です。
ご指摘していただきありがとうございます!
記事執筆の際に、勘違いしておりました。
ご指摘していただいた通り、修正させていただきました!