【コナン天国へのカウントダウン】時計仕掛けとの関係は？森谷や左右対称についても

2001年に公開された劇場版「名探偵コナン天国へのカウントダウン」

劇場版「名探偵コナン」シリーズの第5作目で、シリーズの中でも人気の作品です。

作中では建築家の風間英彦という人物が登場しますが、実はその人物は、「時計じかけの摩天楼」に登場する森谷帝二の弟子でした。

そこで今回は、劇場版「名探偵コナン　天国へのカウントダウン」に登場する風間や森谷の関係や「時計じかけの摩天楼」との関係について解説していきます！

【天国へのカウントダウン】時計じかけとの関係は？
【天国へのカウントダウン】森谷の左右対称へのこだわりがやばい
まとめ

【天国へのカウントダウン】時計じかけとの関係は？

時計じかけの摩天楼とリンクしてる？

森谷帝二の弟子が,5年後の天国へのカウントダウンに登場します。#名探偵コナン #conan #時計じかけの摩天楼 #森谷帝二 pic.twitter.com/H9BAsni4x2

— モリカズ (@conan_akai_24) February 5, 2021

実は、「天国へのカウントダウン」と「時計じかけの摩天楼」はリンクしているのでは？とも言われています。

その要因となっているのが、建築家として登場する風間英彦の存在。

風間は「時計じかけの摩天楼」に登場した森谷帝二の弟子だと言っていて、その後「私は森谷のようにツインタワービルを爆破したりはしませんよ。」と発言。

それに対してコナンは「ビルの高さが違って左右対称じゃないからでしょ？」と言っていました。

「時計じかけの摩天楼」に犯人として登場した森谷帝二の名前が出てきたことから、二つの作品はリンクしているのでは？と言われているのです。

ただ、作中で森谷との関わりについて触れた部分はその時だけで、その他には登場していないため、二つの作品を密接に結びつけたかったわけではないと思います。

この森谷の名前の登場はコナンファンへのサービスだったのかもしれませんね！

しかし、森谷帝二は自分の建築物が左右対称ではないから爆破したのですが、どういう意味でしょうか？どうぞよろしくお願いします。

森谷の弟子・風間英彦セリフの意味は？

恒例の鑑賞会なうなんだけど、コナンの天国へのカウントダウンで出てくる風間さんが、シャーロの声の人で「良い声！」ってなった pic.twitter.com/XVLPYx77He

— バンビ (@Glaceon_bambi) February 17, 2019

風間は劇中で初めてコナン達と会った時に自分が森谷の弟子である事を伝えていました。

そしてその後風間とコナン達との間では次のような会話がありました。

風間：｢ご安心を。私は森谷のようにこのビル（ツインタワービル）を爆破したりしませんよ。｣

小五郎：「ば、爆破！？」

コナン：｢左右対象じゃないからでしょ？｣

一見すると会話が繋がらないような気もしますが、なぜコナンと風間はこのような会話になったのでしょうか？

まず、風間の発言の意図としては、自分は左右対称じゃない建物を爆破する森谷の弟子だけど、左右非対称のこのビルは爆破しませんよと皮肉を込めたジョークのつもりで言ったのです。

そして、コナンの発言の意図としては、風間のジョークに対してピンときていない小五郎に対してフォローを入れたのです。

そのため、コナンの発言の意味としては、

｢ビルの高さが違って左右対称じゃないからでしょ。（そういう状況なら森谷の弟子なら爆破する危険性がある。だから森谷の話題を出したんだよね？）｣

という意味が込めらていたのです。

ツインタワービルが左右対称でない理由は？

名探偵コナン　天国へのカウントダウン
西多摩市ツインタワービル
A棟（オフィス棟）75階建て319m
B棟（商業・オフィス棟）69階建て294m
とのことで、あべのハルカス越えのスーパートールだった模様
設定にあたっては都庁や聖路加タワーなどに取材に行ったそうで、ビルヲタ目線でもかなりリアルな建物 pic.twitter.com/FviiXfWxsz

— プンチョ（島流し中） (@Reflet_F_puncho) April 25, 2020

「天国へのカウントダウン」で登場するツインタワービルは「日本一高い双子のビル」として紹介されています。

双子のビルであれば、左右対称であってもおかしくないのですが、劇中で登場するビルは左右非対称になっています。

ビルが非対称になっている理由は「地盤の問題」と「風間が左右対称にこだわらない性格だったから」

左右非対称の最も大きな要因であるのが「地盤の問題」。

本来であれば、ツインタワービルのA棟とB棟のどちらからとも富士山が見れるような設計にする予定だったのですが、地盤が悪く、どうしてもB塔から富士山を望む造りにはできなかったのです。

また、設計を担当した風間が師匠の森谷とは違い左右対称にこだわりがありませんでした。

森谷は見た目を重視するタイプでしたが、風間はどちらかというと技術家タイプの建築家です。

そのため、無理に左右対称の建築物を建設することはしなかったのです。