世界的にも大人気作品となったハリーポッターシリーズの1作目である「ハリーポッターと賢者の石」。
ハリーポッターシリーズの原点である本作はまだまだ謎も多く、分かりにくい部分もありました。
その中で物語のキーとも言えるアイテム「賢者の石」
この賢者の石が結局何だったの?と思う人もいたのではないでしょうか?
また、ハリーポッター シリーズの後半では、死の秘宝の一つとして、「蘇りの石」というものも登場します。
そこで今回は、「賢者の石」が結局何だったのか、また「蘇りの石」との違いについても解説していきます!
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【ハリーポッター】賢者の石は結局何?
まずは、「ハリーポッター と賢者の石」のキーアイテムとなる「賢者の石」についてみていきましょう!
賢者の石とは?
「ハリー・ポッターシリーズ」での賢者の石は、魔法の力を帯びた赤い石。
「賢者の石」の能力としては、
- 不老不死を実現する「命の水」の原料
- 全ての物を黄金に変えることができる
という2つの効果があります。
賢者の石を作ることに成功したのは、錬金術師のニコラス・フラメルただひとり。
ダンブルドアはフラメルからこの石を預かって、ホグワーツに隠しました。
その後、クィレルにとりついていたヴォルデモート卿は自らの復活のため石を盗もうと試みましたが、11歳の少年ハリー・ポッターの妨害を受け、復活することができませんでした。
賢者の石の産みの親・ニコラスフラメルとは?
ニコラス・フラメルは『ハリー・ポッターと賢者の石』でヴォルデモートの策略を阻止するために重要な人物として登場します。
重要人物でありながら、作中では名前と賢者の石を作製したことしか触れていません。
しかし、2018年に公開された「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」にも再び登場します。
そんな彼が作中でどのような役割を担っていたのか、そしてどのような人物だったのか紹介していきます。
ニコラス・フラメル(1330−1992)は1992年の時点で665歳であり、唯一賢者の石の創造に成功した人物として知られています。
著名な錬金術師であると同時にオペラ愛好家でもあり、長い余生はデボン州で妻と過ごしたとされています。
作者のJKローリングは「賢者の石」を執筆中、夢でニコラス・フラメルが登場し賢者の石の作り方を教えてくれたと語っていて、思い入れのあるキャラクターのようです。
また、ニコラス・フラメルは実在の人物で、14〜15世紀にかけてパリの裕福な実業家、慈善家として著名な人物でした。
現在はレストランになっていますが、モンモレンシー通り51番地にある建物は彼が1407年に建てた家のうちの1つで、パリで最も古い建物としても有名です。
14〜15世紀に実在したニコラス・フラメルはパリの出版業者でしたが、伝説上では錬金術師でもあったとされています。
具体的には金の生成や、賢者の石の作製に成功し不老不死になったという伝説があります。
実際に彼はギリシア語とヘブライ語で書かれた錬金術の秘法書である「アブラハムの書」、カバラを解読するためにスペインへ巡礼。
アンダルシアの大学でユダヤ人のカンシュに学び秘法書に書かれた奥義を得ることに成功しました。
この秘法書の解読に21年もの歳月を費やし、ほとんど解読しかけたところでカンシュが死亡。
スペインからの帰国後は秘法書で得た錬金術で財を成し、教会や病院などへの慈善活動に徹しました。
【ハリーポッター】賢者の石と蘇りの石の違いは?
次にハリーポッターシリーズの後半で登場する「蘇りの石」についてみていきましょう!
蘇りの石とは?
『謎のプリンス』で少しだけ出ていた指輪はヴォルデモートの母方の純血一族ゴーント家の指輪であり、ヴォルデモートの父親を生贄に分霊箱になった。
ゴーント家は蘇りの石の最初の持ち主カドマスの子孫。#ハリーポッター pic.twitter.com/mJwZloLTwm— ヨッシー/映画当たり屋CH (@atariya_ch) November 23, 2018
『蘇りの石』は、『死の秘宝』の1つで、ぺベレル家の三兄弟の2番目の兄、カドマス・ぺベレルが作ったものであると言われています。
「死の秘宝」は魔法界で伝説として語り継がれている秘宝で全部で3つ(ニワトコの杖、蘇りの石、透明マント)存在します。
その3つを手に入れることで「死を制する者になれる」と言われています。
蘇りの石の能力は、「死者を蘇らせることができる」
手の中で3回まわすと死者を蘇らせることができる石ですが、生き返らせるという意味ではなく、幽霊のような形で、意思はあるけれど実体はないものと思われます。
この蘇りの石は、カドマスが所有者だった時代から代々子孫にうまく受け継がれてきた秘宝のひとつでした。
しかし、1943年、トム・リドルは蘇りの石が使われているとは知らずにモーフィン・ゴーントの指輪を奪い、その指輪を分霊箱に作り替えてしまいます。
そして、1968年にアルバス・ダンブルドアによって指輪は破壊されましたが、石はハリー・ポッターが最初の試合で捕まえた黄金のスニッチの中に置かれていました。
最後に、所有者となったハリーは、第二次魔法戦争の戦いにおいて石を使っています。
賢者の石と蘇りの石の違いは?
改めて、「賢者の石」と「蘇りの石」について簡単に説明すると、
【賢者の石】
- 製作者:錬金術師の「ニコラス・フラメル」
- 効果①:あらゆる金属を黄金に変える。
- 効果②:命の水を生み出すことができ、飲んだ者の寿命をはるかに延ばす。
【蘇りの石】
- 製作者:「カドマス・ペベレル」または「死」
- 効果 :死者の魂を呼び戻す。
- 伝説 :残りのふたつの秘宝、ニワトコの杖と透明マントと一緒に所持すれば死を制する者になれる。
「賢者の石」は寿命を伸ばす能力があるのに対し、「蘇りの石」は死者を蘇らせる能力があるいうことで、根本的な能力に違いがあります。
また、石の形状や色なども、全く異なっている石でした。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、「賢者の石」が結局何だったのか、また「蘇りの石」との違いについても解説しました!
賢者の石は寿命を伸ばす能力、「蘇りの石」は死者を蘇らせる能力があり、それぞれ全く違うもののようですね!
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>>【ハリーポッター賢者の石】最後の帰るの意味は?その後についても
>>【ハリーポッター】賢者の石はいつポケットに入った?クィレルが灰になった理由についても
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※本ページの情報は2021年4月時点のものです。
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