ジブリ作品の中でも人気の作品である『魔女の宅急便』
作品では、キキを気に入り、自宅に泊めることを決意するパン屋の気前のいいおばさんが登場します。
このパン屋のおばさんには、無口な旦那さんがおり、魔女の宅急便の中でもキキにとっては重要な存在となっています。
今回はそんなパン屋のおばさんや旦那さんの名前、また2人の馴れ初めについてもご紹介します!
魔女の宅急便のパン屋のおばさんや旦那の名前は?
パン屋のおばさんの名前は ”おソノさん”
最近の体型、例えるならおソノさん。魔女の宅急便のおソノさん(26)。なにげに同い年。 pic.twitter.com/YP2vt4mvh8
— mochio (@mochio3922) April 22, 2018
パン屋のおばさんの名前は「おソノさん」
コリコの街で「グーチョキパン店」というパン屋のおかみをやっていて、コリコの街にやってきたキキを気に入り、彼女にパン屋の屋根裏を住居として提供しました。
ふっくらした体型をしていますが、これは妊娠しているため。出産後はほっそりした姿になっています。
きっぷの良い優しい女性で、キキの力になってくれる大事なキャラクターです。
年齢はなんと26歳。
初めて見た時はしっかりしたしゃべりだったので30代くらいかなと思っていましたが意外と若かったです。
また、おソノさんはが歳の割にしっかりしているのは、青春時代にツッパった経験があるためとのこと。
26歳となるとおばさんと呼ぶのは少し失礼ですね。
また、声優を担当しているのは、アンパンマンの声優や女優としても活躍している「戸田恵子」さん。これ以外にも『キャッツ♥アイ』の来生瞳の声も演じています。
パン屋の旦那の名前は ”フクオ”
フクオさんのウィンクほんとすき#魔女の宅急便 pic.twitter.com/Uaw9nOSjTr
— コリン・サリバン (@hyeongdo_Ji) March 27, 2020
パン屋のおばさん(お姉さん)の旦那の名前は”フクオ”
普段はお店のパンを焼くパン職人として働いています。
とても無口な人で、作品中ではセリフはほとんどなく息遣い程度。おソノさん同様優しい性格で、パン作りを覗き見ていたジジにウインクをするなど、お茶目なところもあるようです。
キキが「魔女の宅急便」を開業するにあたり、マジパンで看板を作ってくれました。
年齢はおソノさんの4つ上の30歳。
フクオの声優はアラジンのジーニーや、ドナルド、ルパン三世の銭形警部なども担当している「山寺宏一」さんです。
ちなみに、山寺さんは魔女の宅急便の中で、他にも「キキを注意した警官」や終盤の「アナウンサー」の声も演じています。
パン屋の名前は ”グーチョキパン店”
魔女の宅急便、
~グーチョキパン店~
ヨーロッパのレンガづくりの
家が可愛い♪
パンもおいしそうやし(’-’*)♪ pic.twitter.com/Koi6a8kVeH— ジブリな。 (@Hikarisaki414) April 29, 2014
おソノさんと旦那のフクオが営んでいるパン屋の名前は「グーチョキパン店」。
この「グーチョキパン店」のモデルとなっているのはスウェーデンのゴットランド島にあるパン屋さんだと言われています。
コリコの街並みもすごく似ていて、再現度も高いですね!
また、映画の「グーチョキパン店」をモデルにした、「ぐーちょきぱん店」も存在していました。
魔女の宅急便の世界観を味わってみたい人は行ってみるのもいいかも知れませんね。
住所:〒431-1208 静岡県浜松市西区庄内町330
パン屋のおばさんと旦那の馴れ初めは?
魔女の宅急便のおソノさんの旦那、フクオっていうんですよ。ご存知でした? pic.twitter.com/jlU1o0732v
— Fukuo Fukuda (@r2mxrgn) January 22, 2017
映画の中ではおソノさんと旦那さんの馴れ初めについては触れていませんでしたが、原作の「魔女の宅急便」の中には2人の馴れ初めについての物語があります。
あらすじは次のようになっています。
もともと、おソノさんの両親は、パン屋をしていました。
そしてフクオは、ソノの家のパン屋と取引をしている牛乳屋の息子でした。
ふたりは小さい頃は遊んでいましたが、大きくなるに連れて自然と距離ができていきます。
ソノもフクオもそれぞれ家の仕事を手伝い、成長していきました。
ソノの両親が営むパン屋「パンやパンや」はコリコの街で愛されるパン屋でしたが、両親の相次ぐ他界によってひとりぼっちになってしまいます。
一度コリコの街を離れることにしたソノはある半島でチョコレート屋のダンに恋をします。
ソノはダンの為に働きたいと一緒に働きはじめますが、その恋は実りませんでした。
やがてソノは店を辞め、コリコの街に戻り、両親が残したパン屋を「グーチョキパン屋」と変えてパン屋を始めます。
ある日ソノは、牛乳屋を継いでいたフクオと再会しました。
フクオは昔のように、ソノの元へ定期的に牛乳を配達するようになり、離れていた二人の距離が再び縮まります。
二人は結婚し、一緒にパン屋をするようになりました。
そしてその後、主人公のキキがコリコの街にやってきて、ソノたちに出会うのです。
おソノさんとフクオは実は幼なじみで大人になって再会したことをきっかけに距離が縮まったということだったんですね!
まとめ
おソノさんは、キキにとってコリコの街のお母さんのような存在です。
26歳とは思えないほどしっかりとしていますが、それはキキと同じようにおソノさんも過去に様々な経験をしてきたからこそ、しっかり者へと成長したと言えるでしょう。
また、原作には映画では描かれていない登場人物それぞれの細かな物語もあるので、ぜひ興味がある方は読んでみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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