2016年に金曜ロードSHOW!で放送された
「名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵」
映画のオープニングで何度も語られてきた「名探偵コナン」の誕生の瞬間を、原作の青山剛昌先生の監修の元、新たに描いたTVスペシャル作品です。
作中では、新一に薬を飲ませた犯人でもある”黒の組織”のシーンも随所に散りばめられていました。
そこで、今回は「名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵」に登場している黒の組織の登場人物について解説していきます!
【名探偵コナン/エピソードONE】”黒の組織”の登場人物まとめ!
ジン
そりゃ黒の組織だろうよ 容赦ないジン#黒の日 pic.twitter.com/yKT35vVWtG
— 乃木坂⊿ジェダイはコナンが歴史 (@takido10) September 6, 2020
「名探偵コナン」のストーリーがはじまり、現在も続く理由がジンです。
トロピカルランドに遊びに行った新一が、ジンとウォッカが闇取引をしている現場を目撃。その口封じのためにジンは新一に毒薬を飲ませます。
その薬がAPTX4869、本来毒薬のはずが体質の加減か、身体が幼児化してしまう者がときどき現れるという薬です。
ジン自身は毒薬を飲ませたつもりでいるため、工藤新一=江戸川コナンということを知りません。
ストーリー中で時折、事実に気づきそうになり鋭くそこを突いてはいきますが、この点については不運なのか、いつもうまくはぐらかされてしまいます。
黒の組織では幹部クラスで、実行部隊のリーダーと言えます。
黒の組織のボスである「あの方」との距離も近く、直接連絡を取り合うこともあります。
また、冷酷非情、仲間や無関係な者さえ組織に仇なすと見れば殺すことに躊躇がありません。
組織と「あの方」に対する忠誠心は高く、命令があればどんなことも忠実に行います。
「ジン」という酒は大麦やじゃがいもなどを原料とした蒸留酒で、ジュニパーベリーの上に流して香り付けをしているのが特徴です。
ジュニパーベリーというのはセイヨウネズという植物の球果。(球果とは松で言えば松ぼっくりみたいなものです。)
ジンはカクテルの材料として特に多く使われています。
ウォッカ
ウォッカ…イケメンだったわ(笑)#名探偵コナン#純黒の悪夢 pic.twitter.com/D3LvmygLMC
— りんご (@dd51Hokutosei) April 10, 2020
ジンと常に行動をともにする体格がいい男性で、ジンを「兄貴」と呼んで慕います。
少々注意力に欠けたところがあり、それがもとで失敗することもあり、たびたびジンに叱られています。
一見すると下っ端のように見えるウォッカですが、ジンやベルモットとともに行動できる幹部の立場にあります。
銃器や自動車、ヘリコプターなどを扱う技術に長け、ジンの行動に必要なことは大抵こなしてしまいます。
「殺した人間の顔と名前なんかいちいち覚えていられない」と言うジンの代わりに憶えていることも多々。
仲間に対しては情が篤い面があるようで、同じ黒の組織のメンバーである、キールとバーボンの処刑を命じられた際に「昔のよしみ」などと言って殺害を回避する素振りを見せました。
冷酷なジンと対照的と言えるうっかりした部分や情がある側面から、敵役といえ、憎めない人物です。
「ウォッカ」はアルコール度数が高いことで有名な酒。ジンと同様、大麦、小麦、じゃがいもなどを原料とした蒸留酒です。
キャンティ
精密な狙撃ができる女性スナイパーで、左目の周りにアゲハ蝶をモチーフとした図柄のタトゥーが入っています。
加えて紫色の口紅をさすなど派手なメイクをして、甲高く叫ぶような声でしゃべります。
多少下品なもの言いを蓮っ葉な口調でたびたびしており、いつもテンションが高いです。
また、気が短く、かんしゃくを起こすこともしばしば。
テンション高く声高に話すことに加え、メイクも派手、人目につくかたちで狙撃の体勢を固めるなど、スナイパーとしては目立ちすぎる一面はありますが、狙撃の腕前はピカイチ。
揺動するヘリコプターからSDカードほどの小さなメモリーカードを狙撃し、その持ち主もろとも洩れてはまずい情報を葬るほどの狙撃の腕を持っています。
「キャンティ」の名はイタリア産のワインからとっており、イタリアはトスカーナ州にキャンティ地方という土地があり、その名を冠しています。
お酒自体は、軽めの赤ワインで、肉料理によく合います。
コルン
キャンティとともに行動する腕のいいスナイパーで、いつも帽子とサングラスを着けているため、容貌は定かではありません。
テンション高くしゃべるキャンティとは対照的に口数は少なく、ややつたない言葉遣いをします。
おとなしいようではありますが、狙撃の必要があると聞いたら「自分が撃ちたい」と言ったり、狙撃箇所を選ぶ際には「頭を撃ちたい」と言ったり、狙撃についての欲を垣間見せます。
無口・無表情で、目もサングラスで隠れているため、考えていることが読みづらくはありますが、急に他者を攻撃するような危険性はなさそうです。
コルンとはドイツ語で「穀物」という意味で、ドイツ西部で生産される穀物由来の蒸留酒です。
アルコール度数が32度以上がドイツ国内での規定で、ジンのように香り付けをしないものとされています。
「風味がないのが特徴」というところは、キャラクターのコルンが「表情がないのが特徴」という部分に反映されているのかもしれません。
シェリー
黒の組織の科学者で、本名は宮野志保。新一をコナンに変えてしまったAPTX4869の開発を両親から引き継いでいました。
しかし姉・宮野明美を組織に殺害され、さらにまだ試験段階のAPTX4869を無断で使用されたことに反発し、開発を中断しました。
そのため組織内で監禁されてしまいましたが、APTX4869で自決を試み、新一と同じく身体が縮んでしまいます。
縮んで手首を捕らえていた手錠から逃れることができたため、逃亡。
阿笠邸の前で倒れていたところを保護されて、灰原哀として生活することになり、現在はAPTX4869の解毒剤を研究中しています。
>>【名探偵コナン/エピソードONE】灰原が新一を死亡にした理由は?飲み物や電話の相手についても
バーボン
安室透(仮の名前)本名古谷透公安警察0所属・黒ずくめの組織でコードネーム(バーボン)・毛利探偵事務所1Fの喫茶店ポアロで働いてる等名探偵コナン中で1番忙しい人だと思う。#名探偵コナン #安室透 pic.twitter.com/MHV2e0b55c
— カワキ【殻】(犬山まなちゃん、ガハマちゃん推し✨) (@wLXVZvYCrWY2ZOf) January 3, 2020
あるときは私立探偵にして喫茶ポアロのアルバイト店員・安室透。あるときは黒の組織の「探り屋」バーボンは、「トリプルフェイスの男」ととも呼ばれています。
しかしてその実体は、警察庁警備局警備企画課所属の公安警察官・降谷零。
ベルモットと近い関係を保っており、たびたび行動をともにしています。
ベルモットからは「組織随一の洞察力の持ち主」と評されていて、この洞察力で多くのことを探り、見知っています。
ベルモットと「あの方」のただならぬつながりをも探り当てていますが、これは組織内に知れるとベルモットの立場が一転しまう可能性もあるという重要な情報です。
スコッチ、ライと組んで3人で行動することが多く、同じ警察庁からの潜入捜査官であるスコッチを親友として大切にしていました。
しかしライこと赤井秀一がスコッチの死に関わっていることを知っており、殺意を抱くほど憎んでいます。
バーボン・ウイスキーはアメリカ・ケンタッキー州を中心に生産されているウイスキー。
ケンタッキー州にはバーボン郡という地域があり、その周辺で生産されるので「バーボン」の名がついています。
アーリータイムズやI.W.ハーパー、ワイルドターキーなど有名な銘柄が多数あります。
>>【純黒の悪夢】安室と赤井の関係性は?観覧車で喧嘩していた理由についても
ライ
もとの名を「諸星大」といい、シェリーの姉・宮野明美を利用して組織に潜入、「ライ」のコードネームと幹部の地位を得ました。
その正体はFBI捜査官・赤井秀一。「諸星大」は偽名で、宮野明美にも正体を知らせず、近づいていました。 ライはその後、潜入捜査官であることを組織に知られてしまい、組織から脱退・逃亡します。
その際に組織側がFBI捜査官と関わった者を生かしておくのは危険と判断し、宮野明美は殺害されてしまいます。
その後も赤井は黒の組織について捜査を続けていましたが、組織の命令を受けたキールによって殺害されたと偽装して、しばらくの間、沖矢昴という大学院生に身をやつし工藤邸で生活していました。
「ライ」という酒名はきちんと言うと「ライ・ウイスキー」で、ライ麦を主原料とするウイスキーのことです。
ウイスキーベースのカクテル・マンハッタンは正式にはベースにはライを使うことになっています。
宮野明美
『名探偵コナン』最初期に登場した、シェリー=宮野志保の姉で、また、宮野厚司・エレーナ夫妻の娘でもあります。
初登場時は「広田雅美」の偽名を使用していました。
妹のシェリーよりも地位が低かったようで、コードネームは与えられていませんでした。
諸星大=ライ=赤井秀一が黒の組織に潜入する際に利用され、交際がはじまります。
しかし、赤井の同僚の失策で諸星=ライの正体がFBI捜査官であることが発覚、逃亡したため、交際はそこで終わってしまいました。
しかし組織が知る以前から明美は諸星の正体については気づいていたらしく、自分が組織を抜けたら復縁を、という旨のメールを送っていました。
バーで殺された諜報員
あと3日!!!!
バーにいた男、きっと重要な人物なんだろうなと思うけど、今回だけのキャラかな…CMでちょいでして画像公開されてから、ずっと気になってます(笑)#名探偵コナン #エピソードONE #カウントダウン名探偵コナンエピソードONE pic.twitter.com/LzvYUTyjlw— もーぎー(低低低浮上)コナンでちょい復活 (@mogimogi0909) December 6, 2016
本作の冒頭で、バーでジンとウォッカと取引をしている謎の男がいました。
この人物については、黒の組織なのか、それともNOCと呼ばれる潜入調査員なのかは明らかになっていません。
ただ、このバーのシーンでジンが「xyz…これが終わりの酒だ」と言っていました。
これが原作に絡んでくる伏線なのかについても明らかになっていませんが、個人的には何かの伏線になっているような気がします。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は「名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵」に登場している黒の組織の登場人物について解説しました!
原作の最新作までで、現在登場している黒の組織のメンバーはコードネームがあるものとないものを合わせて32名ほどが明らかになっています。
今後、新たなキャラクターなども登場する可能性は大いにあるので、今後の展開に注目ですね!
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>>【名探偵コナン/エピソードONE】続編やその後の展開は?ラストシーンについても
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※本ページの情報は2021年4月時点のものです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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