2019年に公開された映画「ルパン三世 THE FIRST」
みなさんご存知、モンキー・パンチ先生原作のアニメ「ルパン三世」の劇場版第10作目にあたり、シリーズ初の3Dアニメーション作品です。
作中では、物語のキーワードとも言える「ブレッソンダイアリー」や「エクリプス」と言う言葉が頻繁に登場しました。
しかし、作品の規模感などから、「ブレッソンダイアリーやエクリプスって結局。。。」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、考察も交え、「ルパン三世 THE FIRST」の「ブレッソンダイアリー」や「エクリプス」について解説していきます!
【ルパンTheFirst】ブレッソンダイアリーやエクリプスって結局何?
ブレッソンダイアリーとは?
ブレッソンダイアリーとは名前の通り、”ブレッソンの日記”を意味しています。
伝説の大泥棒であるアルセーヌ・ルパン(ルパン一世)も盗み出すことができなかったというお宝。
第二次世界大戦中のフランスにブレッソン教授と言う考古学者がいました。
ブレッソン教授は自分の日記に、世界の情勢を変えてしまうほどの兵器(エクリプス)やその兵器のある遺跡の情報を古代文字に記していました。
戦時中、兵器の存在に気付いたナチスは、兵器の力を手に入れようとその行方を追っており、命の危機を感じたブレッソン教授はブレッソンダイアリーをレティシアの両親に預けるのです。
幸いにも、ブレッソンダイアリーはナチスの手に渡ることなく、戦後は博物館に管理されていました。
そして戦争が終わり1960年代、パリで開かれたブレッソン回顧展でブレッソンダイアリーが展示されることとなるのです。
ブレッソンダイアリーを覆う箱は機械仕掛けになっており、二つの鍵とキーワードがなくては開かない仕組みになっていました。
また、本の中身について、ヘブライ語やアッカド語など考古学者でなければ読むことができないようになっています。
ルパン三世 THE FIRST[Blu-ray豪華版(ブレッソン・ダイアリーエディション)
エクリプスとは?
ルパン三世THE FIRSTの
DVD&Blu-ray発売まで
あと7日!
今日も作品に出てきた言葉を解説、
このシーンでルパンが「エクリプス、日食」言ってますがエクリプスの
他の意味は「姿を消す」
「力を失う」など言うギリシャ語の
意味です#ルパン三世THEFIRST pic.twitter.com/6b2KH1oNKM
— 長門先生(^q^) (@skxxym) May 27, 2020
超古代文明の遺跡内にある兵器。
膨大なエネルギーでブラックホールを発生させることができ、それに触れたものは木っ端微塵になってしまいます。
ブレッソンダイアリーに書かれているエクリプスの能力としては、”無限にエネルギーを発生する装置”として紹介されていました。
また、エクリプスが存在する場所へ行くには、通路に仕掛けられた次の3つの試練をクリアする必要があります。
- 1つ目の試練:とてつもない重力がかかる罠がある部屋
- 2つ目の試練:隕石を使った試練
- 3つ目の試練:身体能力を使った試練・死の回廊
失敗すると命を失いかねない危険な試練でしたが、ルパンは見事その頭脳、運、身体能力を活かしクリアし、エクリプスへとたどり着きます。
【ルパンTheFirst】ブレッソンダイアリーやエクリプスのモデルは?
ブレッソンダイアリーのモデルはカリオストロの城?
2週連続ルパン!金ローで「カリオストロの城」「THE FIRST」放送(コメントあり)https://t.co/mKXOAiFFf0
#ルパン三世 #金曜ロードSHOW #金ロー pic.twitter.com/F09RhgAFgA
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) October 22, 2020
個人的な推測にはなりますが、ブレッソンダイアリーの箱のモデルとなったのはカリオストロ城の時計塔なのではないかと思います。
それぞれ共通のキーワードとなっているのが”歯車”で、仕組みは次のようになっています。
【ブレッソンダイアリーの箱の仕組み】
時計仕掛けのようにいくつもの歯車があり、そこにキーと、パスワードを入れることで開く仕組みでした。
【カリオストロの城の時計塔】
指輪をはめることで、時計塔の歯車が崩壊し、お宝である古代都市が出現する仕組みになっていました。
以上のことから歯車を使った機械仕掛けという部分で似た部分があり、カリオストロ城をモデルにブレッソンダイアリーは構想されたのではないかと思います。
また、「ルパン三世 THE FIRST」の監督を務めた山崎貴監督は作品を制作するにあたって「カリオストロの城」を強く意識して作ったと言っており、
「いろいろな点で、『カリオストロの城』から逃げようとしていたんですが、どうしても、“カリオストロ愛”が漏れでてしまいました(笑)」
引用:https://movie.walkerplus.com/
と答えていることからも「カリオストロの城」と関連性があるのは間違いありません。
こう言ったことからも、ブレッソンダイアリーの箱のモデルとなったのはカリオストロ城の時計塔と言えるのではないでしょうか。
エクリプスのモデルはスターウォーズ?
スター・ウォーズのレジェンズに登場する、パルパティーン皇帝の旗艦「エクリプス」も日食って意味。#スターウォーズ #日食 パルパティーン pic.twitter.com/q4vBe3zYdy
— レジェンジスト (@legendsist) June 21, 2020
こちらも個人的な推測となりますが、「エクリプス」のモデルとなったのはスターウォーズの”エクリプス”なのではないかと思います。
作中の「エクリプス」は膨大なエネルギーでブラックホールを発生させることができる装置として表現されていました。
一方スターウォーズの”エクリプス”は次のように紹介されています。
エクリプス級ドレッドノートの最初の1隻で、この級種のプロトタイプで、銀河帝国の皇帝パルパティーンの旗艦として建造された。
エクリプスは、惑星級の火器を備える、ほぼ無敵の軍艦で、一連の兵器類に加え、重力井戸発生装置といったテクノロジー機器も搭載していました。
この巨大ドレッドノート艦の主要な兵器は、一撃で惑星の地殻を砕き、主力艦を破壊することができる、強力なスーパーレーザー砲。
つまり簡単に説明すると、スターウォーズの”エクリプス”は惑星を粉砕できるほどの超強力な兵器だったのです。
明らかに性能的には、似ており、エクリプス本体自体も何処となくフォルムが似ているような気がします。
こう言った性能や見た目からも、スターウォーズの”エクリプス”をモデルとしていたのではないかと考えています。
みなさんはどう思ったでしょうか?
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、「ルパン三世 THE FIRST」の「ブレッソンダイアリー」や「エクリプス」について解説しました!
ブレッソンダイアリーはブレッソン教授と言う考古学者が残した超古代兵器について記した日記でした。
また、その超古代兵器・エクリプスはマイクロブラックホールを出せるほどの破壊力を持っています。
個人的な推測としては、ブレッソンダイアリーは「カリオストロの城」、エクリプスは「スターウォーズ 」から発想を得ているのではないかと思います。
また、2021年には「ルパン三世」のアニメ放送50周年放送ということで、<アニメ化50周年>プロジェクトか開催されるようなので、この機会に昔のルパン三世シリーズを見返してみるのもいいかもしれませんね!
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※本ページの情報は2021年4月時点のものです。
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