2018年に公開された映画「ピーターラビット」
絵本でも有名な「ピーターラビット」の初の実写化映画となっています。
劇中に登場する主人公のピーターラビットには、「父親がうさぎのパイにして食べられた」と言う衝撃の過去があります。
この衝撃の事実が怖すぎで、トラウマになった人もいるのではないでしょうか?
また、ピーターラビットには、このほかにもトラウマ級に怖い話もいくつかあり、どれも絵本にするのはちょっと。。。と言うお話ばかりで気になるところです。
さらに、映画版「ピーターラビット」では、原作ではいたはずのお母さんがいませんでした。
なぜ、お母さんは映画版ではいなくなってしまったのでしょうか?
そこで今回は、「ピーターラビット」のトラウマ級に怖いお話や映画でお母さんがいなくなった理由について考察を交え解説していきます!
【ピーターラビット】食べられるお父さんのパイなど怖い話まとめ!
パイになったお父さん
ピーターラビットのお父さんはマクレガーさんに食べられていることはもっと広まっても良いと思うの#ピーターラビット #ふしぎ発見 pic.twitter.com/PEDp2xWV5c
— 新橋 (@NEW_BRiDGE_m9) September 9, 2017
映画でも取り上げられている衝撃の事実「パイになり食べられたお父さん」
原作では、第1集の1話「ピーターラビットのおはなし」で登場しています。
大きなもみの木の下で暮らしていたピーターとその家族。
ある朝、ピーターのお母さんはパン屋さんにに行くため、自分の子供たちを遊びに行か、その時、マグレガーさんの畑には行かないように子供たちに言い聞かせました。
その理由が”お父さんはマクレガーさんの奥さんにパイにされたから”
原作の絵本の中でも次のように語られています。
「おまえたちのおとうさんは、あそこで じこにあって、マグレガーさんのおくさんに にくのパイにされてしまったんです。」
引用:絵本「ピーターラビットのおはなし」
子供の頃に一度読んだことがありますが、今になって考えるとかなりショッキングなお話だなと感じてしまいますね。
子猫のネコ団子
原作には、ピーターのお父さん以外にも、食べ物にされてしまうお話があります。
それが、第5集の14話のあるネコの家族とネズミの夫婦のおはなし。
ネコのタビタおくさんには3匹の子猫がいました。
そのうちの1匹の”トム”と言う子猫はある時、道に迷ってしまい、最終的に行き着いたところがネズミのサムエル夫妻の家。
ふたりに捕まったトムはバターを塗って、ねり粉で巻いて、麵棒でペタペタ伸ばし固めて、ぐるぐる巻きにされてしまいます。
ネズミのサムエル夫婦はバターと練り粉とこねこでできた、「ねこまき団子」が好きで、迷い込んだ”トム”を食べようとしていたのです。
このお話では、人間に食べられると言うことはありませんが、ネコまき団子の絵や表現がとても怖いお話となっていますね。
尻尾が千切れてしまう
ピーターラビットの絵本『リスのナトキンのおはなし』より。左から《ボウリングをして遊ぶリスのナトキン》《どんぐりを取ることを許してもらうために、島の主であるフクロウのブラウンの元を訪ねるリスたち》
ビアトリクス・ポター(イギリス、1866-1943)#絵本が君の背中を押す #ピーターラビット pic.twitter.com/3LoYILygcm— 古書と絵本挿絵の世界 (@sato_navi) July 5, 2020
原作には、調理して食べられる以外にも、食べられるようなお話があります。
それが第4集の10話でおてんばな男の子のリス「ナトキン」のおはなし。
湖のそばの森に住んでいたリスのナトキン。
リスたちは、秋になると湖の真ん中のブラウンじいさまというフクロウの住みか「ふくろうじま」に毎日木の実を取りに行きます。
ブラウンじいさまには、モグラや魚や虫などのお礼を持っていくのが礼儀となっていますが、お調子者のナトキンは手ぶらで訪れ、悪ふざけばかり。
ある日、ブラウンじいさまの頭にナトキンが飛び乗ろうとすると、ブラウンじいさまが激怒。
ナトキンをぶら下げて革をはごうとしたのです。
ナトキンは大暴れをして逃げることに成功しますが、その代償として、しっぽが切れてしまったのです。
このお話では、調子に乗らないようにと言う教訓を教えているようですが、あまりに怖い教え方に想像するとゾッとしますね。。。
意外と怖いピーター・ラビットの世界
「ピーター・ラビット」にはうさぎが撃たれる話や、マクレガーさんに危うく殺される話まで、意外と怖いおはなしがあります。
気になる方はぜひ、原作を一度読んでみてはいかがでしょうか?
【ピーターラビット】映画でお母さんが死んだ理由は?
そもそも原作でのお母さんとは?
ピーターラビットといえばお母さんに首しめられてるカップ持ってたよ pic.twitter.com/bPEZRSp6dd
— ほなねむ@武士道 (@honanem) June 18, 2021
ピーターやフロプシーのお母さん。
原作で、ピーターのお母さんは、お父さんが亡くなった後シングルマザーとして、4人の子どもを育てるしっかり者として描かれています。
また、子育ての傍ら、お店も開いており、“うさぎたばこ”という名前のラベンダーや、うさぎの毛で作った手袋・袖口飾り、煎じ薬などを売って生計を立てています。
お母さんがいない理由は?
引用:映画「ピーター・ラビット」より
原作では生きていたピーターのお母さんですが、映画では登場していませんでした。
なぜなのでしょうか?
明確な理由については語られていませんが、個人的に映画ならではのオリジナルストーリーに合わせるために登場させなかったのでは無いかと考えています。
映画版のピーターラビットでは、父親がパイにされた話など原作と共通する部分もありましたが、ビアやトーマスなど原作にはいないキャラやストーリーも多くあり、オリジナル要素が強い作品となっていました。
そのため、お母さんはストーリー上必要ないと判断され、劇場版では登場しなかったのではないでしょうか。
原作ファンにとっては登場してほしかったと思う人もいたかもしれませんね!
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は、「ピーターラビット」のトラウマ級に怖いお話や映画でお母さんがいなくなった理由について考察を交え解説しました!
・ピーターラビットには、お父さんのパイ以外にも怖いお話がたくさんあった
・映画版でピーターのお母さんが登場しない理由は、公式では明らかになっていないが、オリジナルストーリーの部分も多いため、登場しなかったのではと考えられる。
「ピーター・ラビット」について合わせて読みたい記事はこちら!
>>【ピーターラビット】モデルうさぎの種類や色は?名前や性別についても
>>【ピーターラビット】食べられる父親のパイがトラウマ!お母さんが死んだ理由についても
>>【ピーターラビット】性格悪いしうざい?映画がひどいと言われる理由についても
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