【スタンドバイミー】原作の違いやその後は?コイントスの伏線についても

映画・アニメ

1987年に日本で公開され、青春映画の傑作としても有名な映画「スタンド・バイ・ミー」

1950年代末のオレゴン州の小さな町キャッスルロックを舞台に、それぞれ心に傷を持った4人の少年たちが好奇心から、線路づたいに“死体探し”の旅に出るという、ひと夏の冒険を描いています。

青春映画の傑作としても有名な作品ですが、実は、原作と映画とでは、4人の少年たちのラストに違いがあります。

また、映画の途中で何気なく流れたコイントスのシーンも原作では伏線として描かれています。

そこで今回は映画「スタンド・バイ・ミー」の原作との違いやその後について解説していきます!


【スタンドバイミー】原作の違いやその後は?

死体探し後の描写が全然違う?

https://twitter.com/2uWpSlBHglwwMrQ/status/1383042118051008513?s=20

原作と映画の1番大きな違いは、あの旅から帰った後の後日談や旅に出た4人のその後についてです。

まず、旅から帰った後の後日談について、

映画では旅から帰ったあとはそのままそれぞれの道を進んだ様子が伝えられていましたが、

小説では結局、エース・メリルや仲間にボコボコにされてしまいます。

そして、旅に出た4人のその後は衝撃的で、小説版では、語り手であるゴーディ以外の3人は、全員若い内に亡くなってしまいます。

それぞれの映画と小説版の違いは次のようになっています。

◆クリス
【映画】:法文学部卒業後、飲食店で客のいざこざを仲裁した際、喉を刺され即死
【小説】:法学部の学生の頃に飲食店で客のいざこざを仲裁した際、喉を刺され死亡

◆バーン
【映画】:高校卒業後、結婚し4人の子供を授かり、製材所勤務
【小説】:学生の頃、アパートの火事で死亡

◆テディ
【映画】:軍隊に応募するも失敗。しばらく刑務所で服役後、日雇いの仕事をしている
【小説】:公共事業団に就職した後、飲酒運転の末に交通事故を起こして死亡

映画では、亡くなったのはクリスだけとして語られていましたが、

小説版では、大人になって小説家になったゴーディが昔の物語を語っている際には、あの旅をした4人の内、生き残ったのはゴーディただ一人だけだったのです。

映画と原作ではテーマも違う?

原作と映画の違いとして挙げられるものの一つとして、テーマの違いがあります。

小説版のテーマは”生きる場所の違い”、そして映画では”永遠に忘れない、青春”という違いがあります。

映画では、青春の一ページは戻ってこないという哀愁漂う雰囲気を醸し出していましたが、

小説版では、地元で職業に就く人や、専門教育を受けて好きなところに住めるような人など、それぞれの生きる場所の違いについて触れています。

小さい頃に過ごしていた場所や時間は一緒でも、時間がたつに連れて、人は別々の道へと進みます。

小説内でも映画で使用された「あの十二歳のときのような友達は出来ない」という言葉は出てくるのですが、

大人になった時に出会う友達は皆、趣味や思考が同じ人ばかりで、全く別の世界を生きる友達はその時以降はできなかった

と言った意味で使われているのです。

大枠での意味合いは似ているかもしれませんが、微妙なニュアンスの違いがあるということだったんですね。

【スタンドバイミー】コイントスは伏線だった?

映画の中で、旅のはじめの時に、狂犬を飼っている廃材屋だかのオヤジの敷地を通って、ハンバーガーの材料を買いに行く、という描写がありました。

誰がおつかいに行くかを決める時に、コイントスをしましたが、最初が”全員裏”という縁起の悪い結果となっていました。

もう一度やり直して、ゴーディだけが3人と違う面を出して、ゴーディが買い物に行く事になりました。

映画ではこのシーンの後はいかに友達の母親をうまく貶すかという点で一目おかれたという流れになるのですが、

小説では、ゴーディは後に、このコイントスの結果と彼らの人生の不吉な結果に想いを巡らせており、その予想通り、ゴーディ以外の少年たちは、不幸にもなくなってしまうのです。

つまり、小説ではこのコイントスが少年達の後の不幸の伏線となっていたのです。

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は映画「スタンド・バイ・ミー」の原作との違いやその後について解説しました!

・原作小説と映画の違いは4人の少年の後日談とその後の生死

・原作と映画ではテーマも”生きる場所の違い”と”永遠に忘れない、青春”という違いがある

・コイントスのシーンは小説では、後の少年たちの不幸の伏線になっていた

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