ディズニー作品でも根強い人気を誇る「塔の上のラプンツェル」。
グリム童話の「ラプンツェル」を原作としており、主人公のラプンツェルは、破天荒なお転婆な女の子で大人気です。
終盤で、ラプンツェルの髪を切ったにも関わらず、ラプンツェルの涙でユージーンが生き返っていました。
ストーリーでは、髪の毛を切ってしまうと魔法の力がなくなると言っていたにも関わらず、魔法が使えたのはなぜなのでしょうか。
今回はラプンツェルの涙に魔法の力が宿った理由と、ラプンツェルはまだ魔法を使えるのかについて解説していきます。
【ラプンツェル】涙に魔法の力が宿ったのはなぜ?
ラプンツェルの涙に魔法の力が宿った理由として考えられいる理由として次のようなものが挙げられています。
- 魔法の力はそもそもラプンツェル自身に宿っていた
- 愛の力で奇跡が起きた
- ラプンツェルの涙は太陽の滴と同じ力を持っていた
今回はこれらの理由について考察していきたいと思います!
魔法の力はラプンツェルに宿っていた?
Flynn_bot_T 花はきらめく 魔法…の…花 時を戻せ…過去に戻せ……。 pic.twitter.com/8zQNN8axpS
— ラプンツェル (@Rapunzel_bot_T) April 29, 2020
涙に魔法の力があった理由としてまず考えられるものが、ラプンツェルの髪の毛ではなくラプンツェル自身に魔法が宿っていたという考え方。
作中ではラプンツェルの髪が切られてしまうと、魔法の力はなくなってしまうと言われていました。
しかし、髪の毛をユージーンに切られた時、魔法の力自体はなくならず、ユージーンの傷を癒し、彼を助けることができていました。
そもそも、魔法の力は太陽の滴→金色の花→王妃(ラプンツェル母)→ラプンツェルへと移動していることは明らかです。
ただ、魔法の力の在り処については、魔法の力自体はラプンツェルに継承されているものの、魔法の効果が発揮される場所がたまたま髪の毛というだけだったのではないでしょうか。
魔法の力自体はラプンツェルの中に眠っており、髪が切られて発揮される場所はなくなる。
しかし、魔法の力自体はユージーンを救いたいという強い気持ちが涙となり、それが原動力となり、魔法の力が宿ったのではとも考えられるはずです。
また、作品を見ていないため、詳細はわからない部分がありますが、実はラプンツェルはその後、魔法を使えるようになり、髪も金色に戻っています。
このことからも考えると、魔法自体は消滅しておらず、ラプンツェルの中に宿り続けていると考えるのが自然ではないでしょうか?
愛の力で奇跡が起きた?
束縛しなくても
毎日連絡しなくてもいつも心の中を
いっぱいにしてくれるそれが本当の愛 pic.twitter.com/GkN11FxafL
— アナと雪のラプンツェル (@anasnowrapunzel) April 25, 2020
次に考えられているのが、行き場をなくした魔法の力が涙という形で集約され、ユージーンを生き返らせるという奇跡を起こしたという考え方。
ラプンツェルが時を戻したり、回復させる魔法を使えるのは髪の毛が切られず、金色である時です。
髪の毛が切られてしまえば、色は暗くなり、その力を発揮する場所を失います。
そこで行き場をなくした魔法の力が涙という形で集約され、奇跡を起こしたということ。
この考え方では、ラプンツェル自身には魔法の力は宿っておらず、髪の毛にのみ宿っていると考えています。
そのため、ラプンツェルと魔法の力は別の存在として認識しています。
”魔法”がラプンツェル自身のためではなく、愛する人を守りたいという純粋な気持ちに応えたからこそ、「最後に魔法で願いを叶えてあげよう」と起きた奇跡と考えているようです。
しかし、その場合、別の作品はありますが、ラプンツェルは魔法を再度使えてることは、矛盾が生じてしまいます。
そのため、やはりラプンツェルと魔法は同一の存在と考えるのが妥当ではないでしょうか。
ラプンツェルの涙は太陽の滴と同じもの?
お絵かき第2弾
ラプンツェルの魔法の花 pic.twitter.com/SbS9Q0wqkZ— 哀洸 (@Ryo_m722) February 9, 2019
ラプンツェルが涙を流し、ユージンに落ちたシーンでは、彼の傷口から花の模様が現れます。
このことから、ラプンツェルが流した涙は太陽の滴だったのではという考えがあるようです。
ただ、この考え方が正しいとすると、涙の効果で直った傷口から、太陽の花、もしくはそれに準ずるものが生まれてきてもおかしくありません。
しかし、作中では、ユージーンの傷が癒え、ユージーンが生き返る程度にとどまっています。
このことから考えるとラプンツェルの涙は太陽の滴と同じものではなく、やはり、魔法の力の一部が使われたと考えるのが妥当な気がします。
また、ラプンツェルの涙が太陽の滴と同じものだとすると、涙を流すたびに、魔法の花のようなものが生まれてしまい、一歩間違えばその力を巡って大きな戦いに発展し兼ねません。
そんなことがないように、愛に満ち溢れている純粋な女の子のラプンツェルに魔法の力が宿ったのでしょう。
ラプンツェルはその後も魔法を使える?
ラプンツェルは髪を切られたことで魔法の力を失ってしまいましたが、その後も魔法を使うことは本当になかったのでしょうか?
これについては結論が出ており、ラプンツェルはその後、再度魔法が使えるようになります。
詳細については作品を見ていないためわからない部分がありますが「ラプンツェルザ・シリーズ」という作品で再度魔法を使っているのです。
この作品では、映画「塔の上のラプンツェル」のその後を描いており、城の外にある光り輝く黒い石を触った瞬間、金色の髪が復活しています。
このことから、ラプンツェルが再度魔法を使えるようになることは確実なようです。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、ラプンツェルの涙に魔法の力が宿った理由と、ラプンツェルはまだ魔法を使えるのかについて解説しました。
髪を切られて、魔法が使えなくなってしまった時は少し残念でしたが、その後使えているとのことで、続編についても機会があるときに見てみたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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