【トイストーリー3】バービーとケンの最後は?説明書を受け取れた理由や権力のセリフについても

アニメ

2007年に公開され、大ヒットした映画「トイ・ストーリー3」

「トイ・ストーリー3」では2人のおもちゃバービーとケンが恋に落ちます。

出会った瞬間2人は恋におち、その後も楽しい掛け合いを披露してくれました。

そんなバービーとケンは最後にはどうなったのでしょうか。

今回はバービーとケンの最後、またバービーが説明書を受け取れた理由や権力のセリフのモデルについて詳しく解説していきます。



トイストーリー3のバービーとケン最後は?

バービーとケンは保育園のリーダーになった?

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ウッディやバービー、バズらの活躍でロッツォはいなくなり、平和になりました。

そして平和になったサニーサイド保育園の様子が「トイストーリー3」のエンドロールで流れています。

ケンはサニーサイドのおもちゃ達の新たなリーダーになったようで、ロッツォがいたころのような上下関係や差別、支配はなくなり、みんなが楽しく過ごす様子が映し出されていました。

また、バービーもサニーサイドに戻り、ドリームハウスでケンと幸せに過ごしている様子でした。

ケンはボニーに引き取られたウッディ達に

「サニーサイドはすごく楽しい場所になった」

という手紙を送っていて、バービーとケンにとってハッピエンドになったようです。

サニーサイド保育園のその後は?

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ロッツォが支配していた時の、サニーサイド保育園では、おもちゃを乱暴に扱う子供達の相手は新入りのおもちゃが強制的に行っていました。

しかし、ロッツォがいなくなった後のイモムシ組のおもちゃのボランティアはすべてのおもちゃが協力して行うようになっています。

誰かにボランティア役を押し付けて、自分だけが安全な場所で隠れるということがなくなり、みんなが協力して交代で子供達と遊ぶようになっていました。

子供達に乱暴に扱われ、棚の下に吹き飛ばされたおもちゃを隠れていた別のおもちゃがねぎらい、代わりに別のおもちゃが子供達のところに向かうシーンも描かれていましたね。

みんなで支え合っている様子が描かれていて、素敵なシーンでしたね。

トイストーリー3でバービーが説明書を受け取れたのはなぜ?

ロッツォに支配されたバズを治すためにケンが何かを知っていると思ったバービーは、衣装に着替え、気の緩んだケンを捕まえます。

そして、ケンが大事にしている洋服を破りながらバズを治す方法を問い詰め、バズを治すには説明書が必要だということを白状させました。

この情報を聞き出したバービーは、ブックワームのところへ行き、ケンになりすましてバズの説明書を受け取りに行くことに。

最初は、ブックワームも説明書を渡した人物がピンク色のハイヒール姿だったため、バービーの方を二度見しますが、やれやれといったような様子さえ見せます。

このとき、なぜバービーは何も言われずにバズの説明書を受け取れたのでしょうか?その理由を考察していきます。

服や容姿に興味がなかったから?

 

ケンはバービーと最初に会った時に、ケンは自分の家には衣装部屋があることや、ここのおもちゃは一人も服に興味がないことを話しています。

また、ケンはロッツォの手下から「ケンは女の子のおもちゃ」などと言われていたり、毎日違う服を着ています。

そのため、ブックワームも違う衣装だなくらいに思い、何も言わなかったのではないでしょうか。

ロッツォの手下でバズの背中のスイッチを切り替えたことを知っているのは、ロボット系のおもちゃたちがほとんどでした。

ケンに成りすましたバービーは長身で容姿もケンに似ていることため、ブックワームも気づかれなかったのかもしれません。

本当は気付いていた?

ブックワームはその場では、バービーに説明書を渡したものの、その後バービーの存在に気づいていたのではないでしょうか。

というのも、保育園のゴミ捨て場から逃げ出そうとしたウッディたちをロッツォは手下を連れて逃げられないように周りを囲みました。

このときに「イモムシ組」でウッディに話かけていた電話のおもちゃが、「逆らえなかった」と一緒に手下たちに連れて来られていましたね。

このことから考えると、バービーが説明書を受け取り、バズを直している間にブックワームがロッツォに密告し、電話のおもちゃに白状させたことも考えられそうです。

バービーの権力のセリフのモデルは?

保育園から脱出しようとするウッディたちの前に、保育園を恐怖で支配するロッツォが立ちふさがった時、ロッツォに対して、バービーがこんな言葉を使っていました。

「権力は、統治される者の同意から生じるものよ。脅しじゃなくて!」

バービーが突然難しい言葉を使って主張を述べたことに、ポテトヘッドとハムは驚いて顔を見合わせていましたね。

この言葉のモデルや元ネタはなんなのでしょうか。

調べてみたところ、テオドール・ド・ベーズというフランスの神学者の著書「臣民に対する為政者の権利について」の中で使われた文言が使われているのではないかということでした。

この中の文言で次のような言葉があります。

the power of the ruler is delegated by the people and continues only with their consent.

統治者の権力は統治される者に由来するものであり、統治される者の同意がある場合にのみ存続する。

つまり、統治者が権力をもてるのは支援してくれる人があってこそであって、その支援してくれる人の同意がなければ権力は持てないということ。

ロッツォがサニーサイド保育園で行っていたのは、統治ではなく、脅しによる支配。

そのことに怒りを覚えたバービーが、自分の信念を貫くために放った一言だったんですね。

可愛い見た目とは裏腹にとても男前な発言でしたね。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はバービーとケンの最後、またバービーが説明書を受け取れた理由や権力のセリフのモデルについて解説しました。

実はバービーがトイストーリー1に出演する予定だったという話もあります。そのときはボーの代わりにウッディの恋人になっていたそうです。

もしそうなっていたら、2人の関係はどうなっていたのでしょうか。ウッディ、バービー、ケンの三角関係というのもみてみたいですね。

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