2017年公開の映画「打ち上げ花火下から見るか横から見るか」
「もしも、あのとき…」「もう一度、時間を戻せたら…」と主人公の典道は不思議な球体の力で、“もしも”の世界を廻ります。
作品の最後では、典道となずなが教室に居ないというラストシーンで突如映画が終わっていました。
このラストシーンはどういう意味なのでしょうか。
ハッピーエンドだったのかバットエンドたっだのか気になる方も多いかと思います。
そこで今回は「打ち上げ花火下から見るか横から見るか」結末の意味や典道は最後どこ行ったのかについて深掘りしていきたいと思います!
【打ち上げ花火下から見るか横から見るか】結末の意味は?
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?見終わった!
普通に笑えて面白かったけど、納得出来ない最後な〜#打ち上げ花火 pic.twitter.com/Ylwge9YfXh
— T⃣e⃣t⃣o⃣l⃣a⃣a⃣a⃣ (@646911) August 18, 2017
「打ち上げ花火、下から見るか横から見るか」ですが、映画公開当初も最後のシーンの意味がわからないと、物議をかもしていました。
個人的にも、初見でこの最後のシーンにはびっくりしました。
なぜ典道が教室にいないのか、その理由は一切語られず、主人公の典道となずなの二人が居なくなったかと思うと突然のエンドロール。
思わず「えっ」と驚いてしまいました。
ラストシーンで描いているのが新学期初日だとすれば、なずなに関しては、夏休み明けで転校してしまっている状態と考えることもできます。
ただ、典道に関しては、先生が出席を何度も呼び掛けているように、本来居なければいけない存在。
しかし、それなのに居ないという状態。これに何か意味があるのは間違いないでしょう。
このシーンは、人によってはいろんな解釈の仕方ができると思います。
ネットやSNS上では次のような意見がありました。
- 典道はなずなと駆け落ちに成功してどこかへ行ってしまった。
- “もしも玉”の力で異世界に飛ばされてしまった。
- 禁忌を犯した罪で現世から追放されてしまった
- なずなが転校しない世界になった
- 典道は死んでしまった。
ファンタジー系な意見や死亡説まで流れていますが個人的な見解としては、「死亡説」が一番近いのではないかと考えています。
その理由について続いてお話ししていきたいと思います。
典道は最後どこ行ったの?死亡説についても
ヤングエース7月号【新連載】
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?夏休み、中学生の典道と裕介は密かに想いを寄せるクラスのアイドル的存在・なずなに校内のプールで遭遇して――。 8月18日公開の劇場版アニメを楓月誠がコミカライズ! pic.twitter.com/028tH6gCNU
— ヤングエース (@YA_henshubu) June 2, 2017
典道が教室にいないラストシーンについて、これは典道が作中の様々な出来事を経て、今までの自分とは違う存在になったことを示しています。
自分の気持ちに素直になれなかったり、とっさの場面で行動できなかったりと、まだまだ子供だった典道。
しかし、もしも玉の不思議な力によって何度も繰り返した時間の中でついになずなと大人への一歩を踏み出す行為(キス)をすることになります。
その瞬間、今までの未熟で子供だった典道は死に、彼は大人の典道となったのです。
その結果、典道は今まで(中学生)の典道ではなくなってしまった。
つまり、今までの(子供だった)典道はいないことがラストシーンの比喩表現だったのです。
また、なずなもいなかった理由として、典道と同様に他のクラスメイトよりも一足先に大人の世界に足を踏み入れている存在だったから。
祐介は中学生にもなって「うんこ」を連呼してしまう未熟な子供なので、最後のシーンでも教室に残っていたのです。
もちろんこれが全て正しいというわけではありませんが、今回の作品では比喩表現をたくさん使っているため大いに考えられると思うのです。
なずなと典道は、駆け落ちに成功したのかもしれないし、異世界で仲良く暮らしているのか、行方の具体的な結果は示されてはいません。
ただ、この映画では間違いなく典道が今までの自分ではなくなったことは確かなことは間違いありません。
【打ち上げ花火下から見るか横から見るか】結局典道はハッピーエンドを迎えたのか
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』観てきました!
駆け落ちの行く先は、二人だけのもの。
その結末がハッピーエンドと信じて。#打ち上げ花火 pic.twitter.com/Q7iByBYByG— 天神大河 (@tenjin_taiga) August 20, 2017
作中では典道が実際にどこに行って何をしているのかなどの具体的な結果やその良し悪しについては明確に示されていません。
今回の作品に関して、個人的に典道の成長を記した作品だと感じており、「典道の成長」という観点で言えば成功と言えるのではないでしょうか。
ただ、その成長した姿が、結果として典道の人生に置いて成功だったか失敗だったかは、その後の典道の選択の仕方次第で変わる部分でもあるのでなんともいせません。
今回の作品では空想も一つのテーマのような気もするので、その後の結果は視聴者の皆さんにお任せします、と言った感じなのではないかと思っています。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は「打ち上げ花火下から見るか横から見るか」結末の意味や典道は最後どこ行ったのかについて深掘りしました!
比喩表現も多く、なかなか初見ではわかりづらいところもある作品でしたね!
ただ、深掘りして考えてみると、より作品楽しめるのではないかと思いました!
「打ち上げ花火下から見るか横から見るか」についてあわせて読みたい記事はこちら!
>>【打ち上げ花火下から見るか横から見るか】実際には丸いor平べったい?タイトルの意味についても
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※本ページの情報は2021年4月時点のものです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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